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カーディ・Bは生活必需品の高騰を引き起こしているアメリカのインフレに対する不満を露わにしている。

『ロイター』によれば、アメリカは全世界での物価の高騰と連動して激しいインフレに直面しており、国際通貨基金はアメリカのインフレについて「まだ危機を脱していない」と述べている。

カーディ・Bは現地時間1月4日に次のようにツイートしている。「あり得ない。今の食料品店の値段はバカげている。外食と変わらないわ」

カーディ・Bは続けてレタスの値段についての不満をツイートしている。「なんでレタスが6ドル(約780円)もするの? 一体どこに住んでいるの?」

カーディ・Bは「パブリック・サービス・アナウンスメント」と題した動画で次のように語っている。「私は毎週、自分の言えで使っているお金について報告をもらっている。だから、食料品が3倍になっているのを目にし始めると、『一体何が起こっているの?』と思う」

「だって、私でもこんなのクレイジーだと思うなら、中流階級の人々や低所得層の人々がどう思うのかについては想像できるわけだから。それで、何か言おうと思ったの」

先月、カーディ・Bは現在起こっている不況についてコメントしたことでファンから「総資産4000万ドルのラッパーが言っているよ」と批判を受けていた。

これを受けてカーディ・Bは次のように応じている。「私の総資産はもっとあると思うけど、だから何? 節約して働いて、予算を立てなきゃ、私だって失う可能性がある」

「いくら持っていても関係なくて、ちゃんと管理しなければ失うことになるとどうして思えないんだろう? 私にだって請求書や責任、支えなきゃいけない人たちというものがある」

カーディ・Bは昨年、経済・政治・社会問題について発言する理由についてデヴィッド・レターマンに次のように説明している。

「音楽に政治的なことは入れないけど、プラットフォームは使っている。ダンサーの頃からプラットフォームを使っていた。みんな見てないと思うかもしれないけど、実は見てるのよ」

彼女は次のように続けている。「私は貧しい女の子だった。ブロンクスの出身で、多くの人が共感してくれると思うし、私が何を着るのか、私のライフスタイルをみんなは追っかけてくれる」

「私にはそれをみんなに公開していく責任があると思う。『私の服や音楽をチェックして、世界の片隅であるここで何が起きているかをチェックして』ってね」

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