GETTY

Photo: GETTY

ビリー・アイリッシュはティーンエイジャーの頃の苦悩を語る中で何年も自分の身体に「だまされてきた」ような気がしていると語っている。

ビリー・アイリッシュはこれまでも身体のイメージについて何度も語ってきており、「ホェア・ドゥ・ウィ・ゴー」ワールド・ツアーの初日では自身の身体について語る動画を公開しており、後年「自分をよく見せようとすることがいかに損失になっているか」についても説明している。

今回、様々な話題にまつわる『ヴォーグ』誌のインタヴューでビリー・アイリッシュは13歳の時に股関節を怪我したことで、何年にもわたって下半身の不調に悩まされることになったと語っている。

その後、ビリー・アイリッシュは関節の問題や場合によっては痛みやコリを引き起こす関節の過可動と診断されている。

「10代の頃は自分自身を憎むようなことを経験することになった」とビリー・アイリッシュは語っている。「その多くは自分の身体への苛立ちから来ていた。自分のせいで痛みが生まれていることに苛立っていたし、こうなったせいで失ったものの大きさに苛立っていた」

ビリー・アイリッシュは次のように続けている。「私は何年も自分の身体にだまされてきたような気がしている。自分の身体がまさに自分なんだということを受け入れることをしなければならなかった。自分を傷つけようとしているわけじゃないんだってね」

股関節を怪我した時期についてビリー・アイリッシュは次のように説明している。「“Ocean Eyes”を作ったすぐ後に怪我したから、音楽がダンスに取って代わることになった」

2019年にビリー・アイリッシュは股関節の怪我のせいで10代の若者として鬱が始まることになったと説明している。

「穴に落とされたような感覚だったわ」と彼女は語っている。「あらゆる自傷行為をした時期だった。そんなことする必要なんてないのにね。けど、その根底には、自分は痛めつけられるべき存在だっていう思い込みがあったの」

怪我もあって、ダンスのレッスンで不安と自信の面で問題を抱えたビリー・アイリッシュはレッスンに参加する際に身体にフィットする衣服を着ることに抵抗を覚えることになったという。

同じ『ヴォーグ』誌の表紙巻頭特集でビリー・アイリッシュは気候変動に関する対話を行うために8人の若い環境活動家を招いている。

ビリー・アイリッシュは地球を保護する自身の取り組みについて次のように語っている。「私はなるべく口を突っ込まないようにということにあらゆる努力を注いできた。というのも、いい反応をもらえないから。みなさんの信じている理念が悪く見えてしまうし、みなさんが人々を苛立たせる感じになってしまうってね」

「『私を見て。私が違いを起こす』なんてパレードするようにはなりたくない。私は違いを起こしながらも、そのことについては黙っていたい」

ビリー・アイリッシュは来年のレディング&リーズ・フェスティバルでヘッドライナーを務めることも決定している。他のヘッドライナーはルイス・キャパルディ、フォールズ、ザ・キラーズ、サム・フェンダー、イマジン・ドラゴンズとなっている。

広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ