ザ・スマイルはNPRの名物企画「タイニー・デスク・コンサート」で3曲を披露した映像が公開されている。
レディオヘッドのトム・ヨークとジョニー・グリーンウッド、サンズ・オブ・ケメットのドラマーであるトム・スキナーからなるザ・スマイルはNPRのオフィスでデビュー・アルバム『ア・ライト・フォー・アトラクティング・アテンション』からの曲を披露している。
パフォーマンスにはサックス奏者のロバート・スティルマンが参加しており、ザ・スマイルは“Pana-vision”、“The Smoke”、“Skrting On the Surface”を披露している。
パフォーマンス映像はこちらから。
「タイニー・デスク・コンサート」のプロデューサーであるボブ・ボイレンはパフォーマンスについて次のように述べている。「サックス奏者のロバート・スティルマンと早めに着いた彼らはいくつかの曲を試して、私のデスクの後ろでどうすればうまくいくかを確かめようとしていました。そうして、アルバムのサウンドスケープを形作っていたエフェクトとヴォリュームを抑えることになりました。およそ90分にわたってタイニー・デスクのクルーは簡単なリハーサルを行い、バンドのクリエイティヴな関係性が発揮されるのを目撃して、4曲にまとまりました」
ボブ・ボイレンは次のように続けている。「注目すると、2曲目に入るところでトム・ヨークがギターを手にしたものの、突然ベースに変わり、ジョニー・グリーンウッドのベースがギターに変わっているのが見えるでしょう。“The Smoke”の前にもう1曲演奏したのですが、収録には至りませんでした。彼らがパフォーマンスに満足しなかったのです」
「セットリストは私もお気に入りの“Skrting On the Surface”で締めくくられることになりました。ヴォーカル、ギター、ベース・ドラムが歌詞と共に完璧にサウンドを織りなし、私たちの人生がいかに儚く、こうしたマジカルな瞬間がいかにすごいものなのかを思い出させてくれました」
ザ・スマイルは2021年5月に配信されたグラストンベリーのライヴ・アット・ワージー・ファームで初のライヴを行っている。
デビュー・シングル“You Will Never Work In Television Again”は昨年1月にリリースされ、同月ロンドンのマガジンで初の有観客ライヴを行い、昨年5月にファースト・アルバム『ア・ライト・フォー・アトラクティング・アテンション』をリリースしている。
また、ザ・スマイルは昨年のモントルー・ジャズ・フェスティバルの音源を収録したライヴEP『ザ・スマイル・アット・モントルー・ジャズ・フェスティバル』が先月リリースされている。
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