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アンノウン・モータル・オーケストラは毎年クリスマスの時期に発表している音源として10作目となる42分に及ぶ新曲“SB-10”を公開している。

ゆっくりと盛り上がるインストゥルメンタル・ナンバーはほぼバンドリーダーのルーバン・ニールソンが手掛けており、ドラムは兄弟のコビーが、ベースはジェイコブ・ポートレートが手掛けている。

今年の音源は昨年の“SB-09”よりも14分長くなっており、シリーズで最も短い“SB-03”と較べると、3.5倍の長さになっている。

“SB-10”の音源はこちらから。

アンノウン・モータル・オーケストラは今年10月にシングル“I Killed Captain Cook”をリリースしている。このアコースティック・バラードは1779年にハワイの酋長「カラニオプウ」を誘拐して身代金を要求しようとしたイギリスの探検家兼植民地のキャプテン・ジェームズ・クックを殺害したハワイ人の視点から語られるものとなっている。プレス・リリースによれば、ルーバン・ニールソンの母親はこの物語を子どもの頃に彼に語って聞かせたという。

“I Killed Captain Cook”は2023年にリリースされるアンノウン・モータル・オーケストラのダブル・アルバムから公開された最初の楽曲になるという。

アンノウン・モータル・オーケストラは2018年4月に通算4作目となるアルバム『セックス&フード』をリリースしており、同年10月にはハノイでレコーディングされた初のインストゥルメンタル・アルバム『IC-01ハノイ』をリリースしている。

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