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ジャスティン・ビーバーはこれまでのバックカタログの権利を2億ドル(約265億円)で売却する契約締結に近づいていると報じられている。

『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙によれば、ジャスティン・ビーバーはヒプノシス・ソングス・キャピタルに売却を検討しており、成立すれば同社最大の買収金額になる。ヒプノシス・ソングス・キャピタルはジャスティン・ティンバーレイクのバックカタログの権利を1億ドル(約133億円)以上で買収している。

契約が成立すればヒプノシス・ソングス・キャピタルはジャスティン・ビーバーの音楽出版権の収入を得られることになる。しかし、原盤権はユニバーサル・ミュージックが依然として所有することになる。

ジャスティン・ビーバーは現時点でこの報道について言及していない。

近年、バックカタログの権利を売却する事案はアーティストの間で増加してきており、今年フィル・コリンズとジェネシスは原盤権と音楽出版権を3億ドル(約400億円)で売却している。ピンク・フロイドも同様に4億ドル(約532億円)で売却している。ナズは自身の曲2曲の音楽出版権をNFTで売却している。

一方、ジャスティン・ビーバーは許可なく自身の写真を使った商品を販売しているとしてアパレル大手のH&Mを批判しており、ファンには購入しないように呼びかけていた。H&Mはジャスティン・ビーバーに敬意を表して、商品を販売中止にしたが、商品販売の許可を得るために必要な承認手続きを踏んだと述べている。

「他のライセンス商品や提携関係と同様に、H&Mは適切な承認手続きを踏んでいます」とH&MのスポークスパーソンはBBCに語っている。「しかし、このコラボレーションとジャスティン・ビーバー敬意を表して店舗やオンラインから商品を外すことにしました」

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