ボブ・ディランは最近のテレビを批判して、『コロネーション・ストリート』と『トワイライト・ゾーン』しか観ないと語っている。
ボブ・ディランは新刊『モダン・ソングの哲学』が刊行されたことを受けて『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙のインタヴューを受けている。
リラックスするためにどんなテクノロジーを使っているか、ネットフリックスは観るかと訊かれて、ボブ・ディランは一気観だとしても「2〜3時間」でもう十分だと語っている。
「『コロネーション・ストリート』、『ブラウン神父』、初期の『トワイライト・ゾーン』ぐらいかな」とボブ・ディランは観ているテレビ番組の名前を挙げている。
「古臭いことは知っているけど、家にいる気分にさせてくれるんだよ。パッケージ番組やニュース番組には興味ないんだ。嫌な匂いのするもの、邪悪なものは観ないんだ。不快になるもの、不愉快なものは無理だね」
リラックスする方法としてボブ・ディランは次のように語っている。「僕は宗教的な人間で、聖書をたくさん読んで、瞑想して、お祈りをする。教会でキャンドルに火をつけるんだ。私は天罰や救済を信じているし、宿命も信じている。モーセ五書、パウロ書簡なんかも全部読んでいるんだ」
ボブ・ディランは同じインタヴューの中でエミネムとウータン・クランのファンだとして他のミュージシャンも含めて賛辞を寄せている。
ボブ・ディランは2001年の『タイム』誌のインタヴューでもエミネムに言及している。ボブ・ディランはエミネムの音楽をそんなに聴いたことがないものの、「正しいことをやっている」と語っていた。「物議を醸しているということは、その人が正しいことをやっているんじゃないかという感じのところがあるんだ」
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