Photo: GETTY
ザ・ラスカルズのドラマーで、ロックの殿堂入りを果たしたディノ・ダネリが亡くなった。享年78歳だった。
訃報はザ・ラスカルズのギタリストであるジーン・コーニッシュによって発表されており、彼は『ピープル』誌に次のように述べている。「傷ついた心境と共にディノ・ダネリが亡くなったことをお伝えしなければなりません」
「彼はブラザーで、これまで観た中でも最高のドラマーでした。今は打ちひしがれています。安らかに、ディノ。愛しているよ、ブラザー」
ディノ・ダネリの友人のドラマーであるジョー・ルッソは自身のフェイスブックで訃報について長文を掲載して、冠動脈疾患が「主な死因」だとして彼の健康問題について言及している。
「ディノ・ダネリのことを知るには、アートこそ彼の人生であることを理解しなければなりません」とジョー・ルッソは述べている。「アート、音楽、映画が彼の心と精神を占めていました。彼は不眠症で、何日も起きていることもありました。彼は常に書いたり、読んだり、絵を描いたり、映画を観たりしていました。彼は人前に出たがらず、多くの人が史上最高のドラマーと考える人物にしては非常に謙虚過ぎる人でした」
ジョー・ルッソは2017年から複数の病気を抱え、2022年頭からリハビリ施設に入っていたことを明かしている。「彼は容態が次第に悪くなり、彼は亡くなるまで毎日リハビリ施設で過ごすことになりました。医師と話をしたところ、主な死因は冠動脈疾患でした。彼は鬱血性心不全も併発していて、他にもいろんな症状を抱えていました。彼は10年以上前から血管形成術を必要としています」
ディノ・ダネリはジーン・コーニッシュ、エディ・ブリガッティ、フェリックス・キャヴァリエと共に1965年に最初はヤング・ラスカルズとしてバンドを結成している。1972年に解散したが、その後も度々再結成を果たしており、2012年には1年間の再結成を行っている。
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