元R.E.M.のピーター・バックとマイク・ミルズはデビューEP『クロニック・タウン』の40周年を記念して共演を果たしている。
2人は地元であるジョージア州アセンズの40ワット・クラブに出演しており、ブラック・クロウズのリッチ・ロビンソンとスヴェン・パイピーン、スクリーミング・ツリーズのバーネット・マーティンもライヴには参加している。
このライヴではフレッド・アーミセン、フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュのダリアス・ラッカー、パティ・スミス・グループのレニー・ケイ、インディゴ・ガールズらが“Chronic Town”、“Gardening At Night”、“Orange Crush”、“Crush With Eyeliner”といったR.E.M.のカヴァーを披露している。
ビッグ・スターの“September Gurls”で締めくくられたこのコンサートの収益は非営利団体のプランド・ペアレントフッドに寄付されている。
共演の模様はこちらから。
先日、R.E.M.のギタリストであるピーター・バックはバンドを再結成させるつもりはないことを改めて語っている。
R.E.M.は30年以上の活動を経て、最後のアルバム『コラプス・イントゥ・ナウ』をリリースして2011年に解散している。以降、バンドの再結成については何度も否定されている。
今回、『クラシック・ロック・マガジン』のインタヴューを受けたピーター・バックはバンドを解散することにした理由を語っている。「音楽以外のことが大きくなってしまって、自分としては喜びが奪われてしまったところがあるんだ」
「朝起きて、『ああ、今日の写真撮影はやりたくないな。演技もできないのにミュージック・ビデオで俳優のふりをするのもやりたくない』とか、そういうことだよね」
キャリアにおいてピーター・バックは興奮した瞬間もあったと続けている。「グラストンベリー・フェスティバルで演奏するのは大好きだったし、多くの人の前で演奏することも好きだったし、多くのアルバムが売れたのも嬉しかった。でも、それが自分たちのやる理由ではなかったんだよ」
「それで、もう終わりにしようと決めるところまで来た時、それは素晴らしい共通体験になったんだ。それを変えるつもりはないし、戻ることもないだろうね」
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