ジ・エクスプロイテッドのフロントマンであるワッティー・バカンは現地時間12月10日にコロンビアのボゴタで行ったライヴの最中に倒れて、病院に搬送されている。
ラ・エステラ・ローハ・カーエ66で行われたライヴの終盤、“Army Life”の演奏中にワッティー・バカンは胸を押さえ始めて床にしゃがみこんでいる。救急が呼ばれ、ワッティー・バカンは病院に搬送され、ライヴの観客の多くはワッティー・バカンの容態が大丈夫か分かるまで、会場に留まっていたという。
ジ・エクスプロイテッドのスポークスパーソンは『STVニュース』に対してワッティー・バカンが心臓発作に見舞われたと語っている。「彼は演奏を続けようとしましたが、最終的に倒れ込むまで、数曲を止めなければなりませんでした」
その後、ジ・エクスプロイテッドはフェイスブックへの投稿で「ワッティー・バカンは今は具合もよく、ボゴタのホテルで休養している」と述べている。また、医師の指示によって2022年の残りのライヴはキャンセルとなることも明らかにしている。「申し訳ないですが、ワッティー・バカンは疲労困憊しており、今年の今後のライヴはキャンセルするように言われました」
ワッティー・バカンは過去にも2014年2月にポルトガルのリスボンでパフォーマンスを行っていた時もステージで心臓発作に見舞われている。彼は病院に入院して、4重の心臓バイパス手術を受けている。その年の6月、バンドは手術が成功したとして、新曲に取り組んでいることを発表していた。
2017年にもワッティー・バカンはツアー中のベルギーで「深刻な心臓の状態」のために入院している。
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