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セリーヌ・ディオンはスティッフパーソン症候群と呼ばれる神経障害を患っており、予定通り2月にツアーを再開できるほど体調が良くないことを発表している。

セリーヌ・ディオンは先日「進行中の健康上の問題」のためにヨーロッパ・ツアーの日程を2023年2月に延期したが、痙攣がある以上の具体的な内容については詳しく説明されていなかった。今回、インスタグラムに投稿された動画でこれまでは健康状態に関する詳細について語る「準備ができていなかった」が、今は「準備が整った」と述べている。

今回、セリーヌ・ディオンは「100万人に1人」が発症する極めて稀な自己免疫性神経疾患であるスティッフパーソン症候群を患っていることを明かしている。この病気は主に脳と脊髄に影響を与え、筋肉のこわばり、姿勢の問題、感覚の問題、そして痛みを伴う痙攣を引き起こすという。

「この痙攣は生活のあらゆる面に影響を及ぼすもので、時には歩くのが困難になったり、声帯を使って今まで通りに歌うことができなくなっています」とセリーヌ・ディオンは涙ながらに説明している。

「よくなるために私と共に取り組んでくれる医師の素晴らしいチームや私を応援して希望を与えてくれるかけがえのない子どももいて、スポーツ医学のセラピストと共に体力とパフォーマンス能力を回復させるために毎日頑張っていますが、大変なことは認めざるを得ません」

「私が知っているのは歌うことだけです。人生を通してやってきて、最も愛していることです。みなさんのことが恋しいですし、みなさんに会いたいと思っており、ステージに立って、パフォーマンスをしたいです。ライヴには100%を尽くしてきました。しかし、今の状況ではそれができないのです」

最後にセリーヌ・ディオンは次のように語っている。「回復するためにできることすべてに集中します。みなさんのソーシャル・メディアのお見舞いの言葉に感謝したいです。それはかけがえのないものでした。みなさんもご自愛ください。本当に愛しています。早く会えることを本当に願っています」

2023年2月24日から4月11日までに予定されていた公演は2024年に振り替えられることになる。5月31日から7月17日に予定されていた公演は中止される。それ以降の公演は現在行う予定となっている。

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