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ジョン・レノンが昔所有していた陶磁器の便器がリヴァプールのザ・ビートルズ・ミュージアムに展示されている。

ジョン・レノンとオノ・ヨーコが住んでいたバークシャーの自宅にあった便器は青と白のフローラルなデザインが施されたものとなっている。

ザーイド・ビン=スルターン・アール=ナヒヤーンがこの不動産を購入して、内装を売却した後、1989年にオークションで1000ポンドで便器を競り落とした人物が博物館に貸し出している。

ミュージアムのオーナーで、オリジナル・ドラマーだったピート・ベストの兄弟であるローグ・ベストはBBCに次のように語っている。「連絡をもらったら、彼の家で埃を被っているとのことで、ミュージアムで展示したくないですかと聞かれたのです。ちょっと奇抜で、普通だったら展示しないものですが、何を展示すべきで、何を展示すべきじゃないか、誰に言えるというのでしょう。それで、ぜひやってみようとなったのです」

彼は次のように続けている。「ミュージアムの来場者は『こいつらは狂ったのか?』とでも思うんじゃないかと思いました。でも、既成概念に捕らわれないことをしていきたいので、そこには完璧に合っていました。非常に素敵なトイレで、この国で一番高級な便器かもしれません」

このトイレは1969年から1971年までジョン・レノンオノ・ヨーコが住んでいたティッテンハースト・パークの家に設置されていた。ジョン・レノンはこの家で名曲“Imagine”を作曲している。

この家はジョン・レノンとオノ・ヨーコがニューヨークに移住した際、リンゴ・スターに売却され、その後、ザーイド・ビン=スルターン・アール=ナヒヤーンに売却されている。2つのトイレがオークションにかけられており、ローグ・ベストによれば、もう一つの便器は最近15000ポンドで売却されたという。

一方、ザ・ビートルズは“Here, There and Everywhere”の新たなミュージック・ビデオが公開されている。

“Here, There and Everywhere”は1966年発表の『リボルバー』に収録され、新たにミックスされたリイシュー盤が11月にリリースされている。

これまでに『リボルバー』からは“Taxman”と“I’m Only Sleeping”のミュージック・ビデオも公開されており、再発盤はジョージ・マーティンの息子であるジャイルズ・マーティンが新たなミックスを手掛けている。

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