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ガンズ・アンド・ローゼズのフロントマンであるアクセル・ローズは最近のアデレード公演で女性の観客が怪我したことを受けて、もうこれ以上コンサートの最後でマイクを投げ入れることをしないと明らかにしている。

ガンズ・アンド・ローゼズは11月29日にアデレードで公演を行ったが、レベッカ・ハウという女性はマイクが当たったということで、両目に腫れとひどいあざ、鼻筋に傷のある写真が『アデレード・アドヴァタイザー』に掲載されている。

「彼はお辞儀をした後、マイクを観客に向かって投げました。そうしたら、バンッと私の鼻筋に当たったのです」とレベッカ・ハウは語り、自分が最前のエリアにいたわけでもないことを付け加えている。マイクが当たった後、彼女は過呼吸になり始め、顔が「陥没してしまった」とも述べている。

彼女は次のように続けている。「もし数インチ、右か左だったら? 失明していたかもしれませんし、口に当たったら歯が折れていたでしょう。横を向いていて、こめかみに当たっていたら、死んでいたかもしれません」

アクセル・ローズはソーシャル・メディアで声明を発表してマイクを投げ入れるのは長年ずっとやってきたことで、このような怪我を起こすつもりはなかったと述べている。「当然のことながら、自分の公演で誰にも傷ついてほしくないですし、誰かが誰かを怪我させるようなことも起こってほしくありません」

「30年以上にわたってライヴの最後でマイクを投げ入れてきたのですが、ファンの求める最後のパフォーマンスの一部として知られ、マイクをキャッチする機会として認識されていると思ってきました。しかし、今後は公共の安全のためにマイクなどをパフォーマンスの最中に投げ入れることは控えます」

アクセル・ローズは続けてレベッカ・ハウの怪我の報じられ方について一部のメディアを批判している。「残念ながら、独自の理由で現実からはかけ離れたネガティヴで無責任な形で出し抜けに報道することを選んだ人たちがいます。一般の人々、そして、もちろんファンの人々にはそういうこともあるということを理解してもらえればと思います」

先日、フロントマンであるアクセル・ローズはライヴでドローンを飛ばすのを止めるようファンに伝えて、「他の場所でオモチャで遊んでもらえたらと思うんだけどね」と語っている。

また、ガンズ・アンド・ローゼズは初となるハイド・パーク公演を来年行うことが発表されている。公演は2023年6月30日に行われる。ハイド・パーク公演を行ってきたブリティッシュ・サマー・タイムの10周年を記念して、アクセル・ローズ、スラッシュ、ダフ・マッケイガン、ディジー・リード、リチャード・フォータス、フランク・フェラー、メリッサ・リースは公演を行うことになる。

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