ザ・1975のマット・ヒーリーはデペッシュ・モードの世界観から受けた影響について語っている。
アメリカのラジオ局「91.9 WFPK」のカイル・メレディスはインタヴューでデペッシュ・モードがザ・1975に与えた影響についてマット・ヒーリーに尋ねている。
「デペッシュ・モードは世界観の面でザ・1975に多くの影響を与えていると思う」とマット・ヒーリーは語っている。「でも、彼らの曲への言及はあまり多くはないかもしれない。というのも、正直、音楽としてというよりは世界観が好きなんだ。侮辱するつもりはないよ。でも、正直に言うと、そうなんだ」
マット・ヒーリーはコーラスのない曲を書きがちであることについて続けて語っている。「人に指摘されて初めて『そうか! 自分の曲には従来型のコーラスがない』と思ったんだけどね。“Sex”なんかもそうだよ。従来型のコーラスがないんだ。最終的にはそれで問題なかったんだけどね」
「そういう大好きな曲がたくさんあるんだ。キャリアを通してLCDサウンドシステムの“All My Friends”から影響を受けていることは公言しているれど、全体を通して起伏があれば、それで問題ないんだよね。自分たちにはそれで十分で、コーラスなんか必要ないんじゃないかな。コーラスこそが肝心なんだと教えられてきたけど、そうではないのかもね」
一方、デペッシュ・モードは通算15作目となるニュー・アルバム『メメント・モリ』を2023年春にリリースすることを発表している。本作はアンディ・フレッチャーが享年60歳で亡くなってから初めてのアルバムとなる。アルバムのリリースに伴ってワールド・ツアーを行うことも決定している。
ザ・1975は2023年4月に「アット・ゼア・ヴェリー・ベスト」の来日公演を行うことが決定している。
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