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メガデスのフロントマンであるデイヴ・ムステインは2010年から2011年にかけて実現したスラッシュ・メタルのビッグ4によるライヴを復活させたい思いがあることを明かしている。

「ソングファクツ」のインタヴューでデイヴ・ムステインは好きなギタリストについて尋ねられ、アーチ・エネミーのマイケル・アモット、ネヴァーモアのジェフ・ルーミスのほか、「ラム・オブ・ゴッドやトリヴィアムのメンバー」だと答えている。

それを受けてデイヴ・ムステインはスラッシュ・メタルのビッグ4から新世代のビッグ4へと「トーチを渡す」ライヴをやりたいというアイディアについて語っている。新世代のビッグ4がどのバンドになるかは明言を避けたものの、デイヴ・ムステインは「既に名前が挙がっているバンドも含まれている気がする」と語っている。

「ロサンゼルス・メモリアル・コロシアムのような場所で、1回限りでもいいから、何かできたら、象徴的だし、クールだと思うんだよね。スレイヤーはロサンゼルス出身だし、それだったら帰るのも楽だと思うしね」とデイヴ・ムステインは語っている。彼はスレイヤーが2019年に最後のツアーを行ったので実現させるのは「引退から復帰する」必要があることは当然ながら認識しているとしている。

「個人的にずっとやりたいと思っていたんだ。それで訊き続けていたんだよ」としてデイヴ・ムステインは他のビッグ4のバンドと連絡を取っていることは明かしたものの、その甲斐はなかったと語っている。「乗り気じゃないんだよ。でも、彼ら次第なんだ」

メタリカ、メガデス、スレイヤー、アンスラックスの4組は2010年から2011年にかけてヨーロッパと北米で14公演を行っている。ブルガリアのヴァシル・レフスキ国立競技場で行われた公演は収録され、映像作品としてリリースされている。

インタヴューでデイヴ・ムステインはジェイムズ・ヘットフィールドとのコラボレーションが音源化されていないことにも触れ、1982年のデモ音源『ノー・ライフ・ティル・レザー』をリイシューする可能性について話し合われたものの、合意に至らなかったとも語っている。

先日、別のインタヴューでデイヴ・ムステインはメタリカのジェイムズ・ヘットフィールドといつかもう一度曲を作ってみたいと語っている。

「いつかジェイムズ・ヘットフィールドと一緒に、何かを2人でやってみる可能性はあると思うよ。常に自分を駆り立ててきたものの一つがそれだったんだ。それはメガデスにとってもいいことだと思うし、メタリカにとってもいいことになるんじゃないかな」

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