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ジャック・ホワイトはツイッターの新しいオーナーになったイーロン・マスクの問題ある行動を批判している。

ジャック・ホワイトはなかでもイーロン・マスクが連邦議会襲撃事件のあった2日後の2021年1月8日に凍結されたドナルド・トランプ元大統領のアカウントを復活させたことを問題視している。ドナルド・トランプ元大統領は極右的な見解とヘイト・スピーチをツイートしてきたことで批判されてきた。凍結したことでツイッターでは誤情報が劇的に減少したと言われている。

イーロン・マスクは今年4月にツイッターを買収した直後にドナルド・トランプ元大統領のアカウントを復活させると発言していた。今回、イーロン・マスクはツイッター上で投票を行った結果、約束を実行に移している。

そのニュースを受けてインスタグラムでジャック・ホワイトは「ものすごく不快」で「最低な行為」と批判している。ジャック・ホワイトはイーロン・マスクに向けて直接「正直に」「ありのまま伝える」よう呼びかけている。「アレックス・ジョーンズのような嘘つきにプラットフォームを与えるあなたやジョー・ローガンのような人々」はヘイト・スピーチを広げる人物を支援する金銭的な動機があると述べている。

「大金を手に入れて、税金の請求書を見て、公正な金額を支払うことを嫌がって、テキサス州に移ることを考え、あなたの金銭を多く保持できるのに役立つ共和党を支持しようとするのです」とジャック・ホワイトは述べている。「よく知られた嘘つきにプラットフォームを与え、(イエス・キリストの処刑に関与した)ポンテオ・ピラトのように知らんぷりをして、何の責任も負わないつもりですか?」

「トランプはツイッターを凍結されました。彼は何度も暴力を誘発して、彼の嘘とエゴのせいで人が亡くなり、負傷しています(ましてや彼のクーデターは民主主義と連邦議会を破壊しようとしました)。彼のレトリックとそれがもたらしたものによる散り散りになった家族や分断をあなたはどう思うのでしょう?」

「それは『言論の自由』でも『投票の結果』でもなく、あなたの言うようにナンセンスでもありません。あなたはファシストにプラットフォームを与える手助けをすることで、あなたは減税を得られるのです。あなたは民主主義を危険にさらしてまで、あとどれだけのお金が必要なのですか?」

ジャック・ホワイトはテスラでのイーロン・マスクのことは「ものすごく応援していた」として、同社では「多くの素晴らしいことをして」「その面では多くの賛辞に値する」と述べながらも、憎しみを煽るためにツイッターで凍結されたアカウントを復活させることは「あまりにも行き過ぎだ」と指摘している。イーロン・マスクはドナルド・トランプ元大統領のほか、ジョーダン・ピーターソンやバビロン・ビーのアカウントも凍結を解除している。

ジャック・ホワイトはイーロン・マスクが「国と世界を逆行させ、そもそもは自分を裕福にして成功させた民主主義を危険にさらす、暴力を誘発させる恐ろしい嘘つきを宣伝するのに自分の力を使っています」と述べている。

ジャック・ホワイトは自身のレーベルであるサード・マン・レコーズを引き合いに出しながら次のように続けている。「私は言論の自由を信じていますが、自分のレーベルのパフォーマンス・ステージでクー・クラックス・クランに集会を開かせるわけにはいきません。それは自分たちでコントロールできて発言権のあるプラットフォームの一つで、政府が管理する街の広場ではありません。私がガソリンスタンドのオーナーだったら、クー・クラックス・クランが十字架を燃やすためのガソリンを売ったりはしませんし、憎しみを助長していないかのように知らんぷりはしません」

最後にジャック・ホワイトはイーロン・マスクが「買収したことで大きな責任を負った」のであり、「『言論の自由』はそこから守られる傘ではありません」と締めくくっている。

先月、イーロン・マスクはツイッターの買収を完了させて、新たなオーナーとなっている。イーロン・マスクはすぐに同社の取締役を多数解雇させて、有料認証システムを導入しようとしており、自身のふりをしたアカウントを凍結している。また、ツイッターではヘイト・スピーチの投稿が急増している。

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