ブルース・スプリングスティーンは1975年発表の“Thunder Road”の歌詞を巡る論争に終止符を打っている。
“Thunder Road”のオープニングの歌詞については「the screen door slams, Mary’s dress sways」と歌っているのか、「the screen door slams, Mary’s dress waves」と歌っているのか、これまで議論を呼んできた。
『ザ・トゥナイト・ショウ・スターリング・ジミー・ファロン』に出演したブルース・スプリングスティーンはこの論争に終止符を打とうと、歌詞の一節に言及している。
「このアルバムは50年近く前のものだからね」とブルース・スプリングスティーンはアルバムのアナログ盤を手に取りながら語っている。「音楽も、アルバムも、ジャケットも、歌詞も、あらゆる細部について正気じゃないほどこだわってきた。すべてが完璧で正確になるように徹底してきたんだ。“Thunder Road”の歌詞もアルバムの歌詞が正しいと思うよ」
しかし、アルバムの歌詞には「the screen door slams, Mary’s dress waves」と書かれていることを読み上げ、ブルース・スプリングスティーンは冗談めかして印刷が間違えていると語っている。
「これは間違いだね。間違っていると言っているんだ。どうしてこんなことになったんだろう?」と笑いながら、ブルース・スプリングスティーンはほぼ50年間にわたって「the screen door slams, Mary’s dress sways」と歌ってきたことを認めている。
この日、番組でブルース・スプリングスティーンは11月11日にリリースされた『オンリー・ザ・ストロング・サヴァイヴ』よりフランク・ウィルソンの“Do I Love You (Indeed I Do)”を披露している。アルバムはクラシック・ソウルのカヴァー集となっている。
ブルース・スプリングスティーンは現在『ザ・トゥナイト・ショウ・スターリング・ジミー・ファロン』に3日連続で出演しており、サンクスギビングには特番が放送されることも決定している。
ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドは2023年2月から6年ぶりとなるツアーを行うことが決定している。
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