スマッシング・パンプキンズは33曲のロック・オペラ作となる『オータム:ア・ロック・オペラ・イン・スリー・アクト』より第1幕となる11曲が公開されている。
新作はタイトルの通り3幕構成となっており、1幕にそれぞれ11曲が収録され、第1幕は11月15日にリリースされている。第2幕は2023年1月31日にリリースされ、第3幕は2023年4月21日にリリースされる。
第1幕のストリーミングはこちらから。
本作については2020年に『CYR』がリリースされる前から言及されており、フロントマンのビリー・コーガンは本作が1995年発表の『メロンコリーそして終りのない悲しみ』、2000年発表の『マシーナ』の続編となると語っていた。ビリー・コーガンはアルバムについて「ロック・オペラのような感じなんだ」と語っており、昨年3月にはレコーディングが始まったことが明らかになっていた。
レコーディングは順調に進んだようで、昨年7月の時点でジェフ・シュローダーは新作について「取り組んでいる途中」だと語っており、今年4月にギタリストのジェフ・シュローダーはアルバムを完成させたことを明らかにしていた。
先日、ビリー・コーガンは3部作で構成された新作について当初はバンドメンバーから反対されたことを明かしている。
『ガーディアン』紙の新たなインタヴューでビリー・コーガンは新作についてバンドメンバーから冷たい反応を受けたと語っている。「(昔の作品にある)僕自身としても自分のセンチメンタリズムには耐えられないと思うものがあるんだよね。『ハートに星なんてよしてくれ』という感じでね。でも、時々、古い無声映画を観た時と同じように、なんとも言えないものを求めている自分がいるんだ」
「ゲームをするつもりはない。自分たちは偉大なバンドの一つだと信じている。僕らには言うべき独自のことがある確信から始まるんだ」
「それは1988年に50人の前でやっている時から感じていた。なぜかは分からない。それがこのバンドにあったもので、今もそれが続いている。現時点で威勢のいい勝利の感覚はない。ただ、『これがこだわるべき物語だったんだ』という感じでね。僕らはそこから離れてしまっていた。誰も僕らのゲームを取り上げることはできない。自分の得意なことに戻ってきたんだよ」
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