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ニルヴァーナのカート・コバーンは最初のツアーで壊したギターが予定落札額の2倍以上となる486400ドル(約6800万円)で落札されている。

ニルヴァーナが1989年に行ったアメリカ・ツアーでカート・コバーンによって壊された1973年製フェンダー・ムスタングのギターは現地時間11月11日にニューヨークのハード・ロック・カフェでオークションに出品されている。

カート・コバーンはこのムスタングのギターをアメリカ・ツアーの2公演で使用しており、7月8日のシカゴのクラブ・ドリーマーズ公演と7月9日のペンシルヴェニア州ウィルキンスバーグのソニック・テンプル公演で使用している。ギターはソニック・テンプル公演の最後で破壊されている。

ジュリアンズ・オークションの「アイコンズ&アイドルズ:ロックンロール」に出品されたこのギターは予想落札額の20万ドルを遥かに超えて、486400ドルで落札されている。

ウィルキンスバーグの公演の後、カート・コバーンはボストン出身のバンドであるハラバルーのスラッゴ・コーリーと出会って、スラッゴ・コーリーの同様に壊されたギブソンSGに目をつけたという。

もう一度壊せるぐらいギブソンSGを直せるのではないかと思ったカート・コバーンはムスタングと交換することを申し出ており、それは受け入れられることになった。カート・コバーンはギターに次のように描いている。「スラッゴ、交換してくれてありがとう。もしロックンロールが違法なら、俺を刑務所送りにしてくれ・ニルヴァーナ」

スラッゴ・コーリーは2020年のインタヴューでこの時の逸話を次のように振り返っている。「カートが壁にかけてあった壊れたギブソンSGをくれないかと言ってきたんだ。それで『いいけど、壁にかけるものがなくなっちゃうよ』と言ったら、『すぐ戻るから』とカートは言って、ヴァンに行って、修理不能だと見た1973年製フェンダー・ムスタングを僕にくれたんだ。ギター・ヒーローをからかう感じで、彼にサインをお願いしたんだよ」

このフェンダー・ムスタングのギターは2007年から2008年にわたってシアトルで行われたエクスペリエンス・ミュージック・プロジェクトで展示されたこともある。

先日、カート・コバーンの遺産管理団体はガス・ヴァン・サント監督による映画『ラスト・デイズ』をオペラ化した作品を強く批判している。

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