アラニス・モリセットがこのほど『ガーディアン』紙に起用され、1月16日に人生相談欄の新コラムニストとして初めて同紙に登場することが明らかになっている。
今回の起用が実現した理由の一つは、アラニス・モリセットが最近のポッドキャストで人間関係や幸福について語り、それを自身のウェブサイトで公開していたことだった。『ガーディアン』紙が報じたところによると、彼女は自身を「生まれながらの人生アドバイザー」だと感じていると述べたという。
アラニス・モリセットはこう語っている。「私には癒しの力があるの。それはとても明らかなことよ。みんなにセラピーを勧めようとは思ってないけど、みんながセラピーの恩恵を受けるべきだと思っているかと問われれば、答えはイエスね。でも、たくさんの人がセラピーに抵抗を持っていることも知ってるわ」
またアラニス・モリセットは、自身のセラピストとしての才能には家族との経験も影響しているとも述べている。
「両親や兄弟、親戚の話を聞くことにも、私には責任があったの。それは、私が直感力と共感力を持ち合わせていたからよ。私は基本的に、日々の生活の中の声に耳を傾けて、経験を積んできたの」
偶然にも、アラニス・モリセットの通算8作目のスタジオ・アルバム『ハヴィック・アンド・ブライト ライツ』から最初にシングル・カットされた曲は“Guardian”というタイトルと楽曲と成っている。
昨年、アラニス・モリセットは自身のヒット曲“Ironic”に「ウーバー」(アプリ)やiPhoneなどについての言及を加え、ジェームズ・コーデンとのコラボレーションで歌っている。
この替え歌バージョンでは、次のように歌詞が替えられた。「まるでただ乗りみたいだけど、ウーバーで向かってる」「iPhoneを買った翌日に、次世代iPhoneが発表されるみたい」「皮肉のない“Ironic(皮肉)”を歌ってるようなものよ」
また、アラニス・モリセットは昨年、異常食欲との闘いについてインタヴューで次のように語っている。
「異常食欲から回復した私にとって大きな疑問は、『食べ物におけるシラフってどういうことなの?』ってことなのよ。アルコールの場合は、アルコールを飲まず、バーにも行かなければいい。ヘロインの場合は近づかなければいい。でも、食べ物の場合、食べなきゃならないわけだし、一体どうすればいいの。私の場合、思い切り食べて、下剤で出して、空腹状態にして、食べ過ぎてって、尺度が上がったり下がったりするのよね。そんな状態から“シラフ”になるのはどうすればいいの?ってね」
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