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スリップノットのショーン・“クラウン”・クラハンは従来のアルバムを前提にしたリリース・パターンを止める可能性について語っている。

『NME』のインタヴューでショーン・“クラウン”・クラハンはバンドが契約から解放されて独立した状態になったことについて語っている。スリップノットは1998年7月にロードランナー・レコーズと契約したが、9月に通算7作目となるアルバム『ジ・エンド、ソー・ファー』をリリースしたことで契約が終了している。

スリップノットは2023年3月31日をもって完全に独立した状態になることについてショーン・“クラウン”・クラハンは「何の制約もないというのが気に入っているんだ」と語っている。「『スリップノットがアルバムに拘束されないほどビッグになったら、どんな感じだろう?』とずっと考えていたんだ。クラウンが説得できたとして、『12曲を2年間待つのではなく、毎月1曲ずつ出していくんだ』ってね。実際には同じことをするのに1年短縮しているんだ」

「このやり方にみんなには付いてきてほしんだ。約束するのは、ちゃんとアートワークもあるし、実質のある内容で、通常の1曲の価格よりも安くなるということだ。すべてはフィルターを通して、バンドを通してリリースされていく。コリィ・テイラーも参加して、プロのミックスやマスタリングも施される。道は切り開かれていないけど、通常通りのやり方なんだ。ファンのみんながすべてを手に入れる時が来たとおもうから、こうしたことをやりたいんだよ」

今後の音源のリリースについて別の戦略を考えている理由についてショーン・“クラウン”・クラハンは「アルバムは過去のものになりつつある」と語っている。「物理的な製品は時代遅れになってきているんだよ」

ショーン・“クラウン”・クラハンは従来のアルバムの枠にとらわれなければ、サウンドでもっと実験をすることも視野に入れるかもしれないと説明している。「ファンに僕らのことをもっと分かってもらえたら面白いことになるとずっと思っていた。自分とコリィ・テイラー、ジム・ルートが世界で最高のシタール奏者と一緒にやりたいと思えばやるだろうね。僕らはアーティストだから。僕らのやっているところに来てもらって、その技量で僕らを魅了し、シタールについて教えてもらう。その雰囲気をしっかりと感じ取れたら、面白いと思わないかい?」

「哲学としてはファンを自分たちの思考に引き込みたいんだ。ヘヴィメタルとか、レコード・レーベルとか、ラジオとかを超えてね。そういうものじゃない。音楽への愛なんだ。アーティストとしての自分たちを愛し、バンドを愛し、我々自身のフィルターがあることを分かってもらう。自分で絵筆を握る自由を手にした時、俺たちに何ができるかを見てほしい」

先月、スリップノットのフロントマンであるコリィ・テイラーは22年間在籍したロードランナー・レコーズと袂を分かつことにした理由について語っている。「最初に契約した時とはまったく違うレーベルになっていたんだよ」とコリィ・テイラーは語っている。「自分たちのことを気にかけない人間の手に渡ったら、ビジネスでしかないんだ。それが実際にあったことなんだよ」

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