エミネムは現地時間11月5日にロックの殿堂入りの式典に出演して、エド・シーランとエアロスミスのスティーヴン・タイラーと共演している。
エミネムはカーリー・サイモン、デュラン・デュラン、ドリー・パートン、ライオネル・リッチー、ユーリズミックス、パット・べネターと共に今年ロックの殿堂入りを果たしている。
エミネムは式典で6曲のパフォーマンスを披露しており、“My Name Is”と“Rap God”でパフォーマンスをスタートさせている。
スティーヴン・タイラーはエアロスミスの“Dream On”をサンプリングした“Sing For The Moment”で共演しており、エド・シーランは“Stan”のダイドのパートを歌っている。パフォーマンスは“Forever”と“Not Afraid”で締めくくられている。
観客が撮影したパフォーマンスの映像はこちらから。
Oh snap Eminem and Steve Tyler!! #RockHall2022 pic.twitter.com/Zesh1Z0Mnq
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Stan
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エミネムの紹介スピーチはドクター・ドレーが行っており、エミネムに「大きなペニス」の持ち主だと言うように言われたと冗談を飛ばしている。「エミネムはヒップホップのガラスの天井を打ち破っただけの負け犬ではない。彼はそれを粉々にしたんだ」ドクター・ドレーはエミネムが「ヒップホップを中産階級のアメリカ人にもたらした」として、「白人のアメリカを映す鏡を掲げた」と語っている。
受賞スピーチでエミネムはこの式典にいるべき人物ではなかったとして、第一に彼はラッパーで「ここはロックの殿堂だから」と語り、第二に彼は2007年にドラッグのオーヴァードーズで死にかけたからと続けている。
続けてエミネムは影響を受けたラッパーとして、トゥパック、ザ・ノトーリアス・B.I.G.、デ・ラ・ソウル、サイプレス・ヒル、アイス・キューブ、エル・エル・クール・ジェイ、スヌープ・ドッグの名前を挙げている。
「これは今後殿堂入りを検討してほしいと思っているごくごく一部です。彼らがいなければ、私たちの多くはここにいませんでした。殿堂入りというのは自分について語るものだが、そんなことはどうでもいいのです。彼らがいなければ自分はここにいませんでした。私は高校中退で、ヒップホップから教育を受けました。彼らが私の先生だったのです。自分であるとの同じくらい、今夜は彼らの夜なのです」
他にも今年のロックの殿堂入りの式典では出席できなかったカーリー・サイモンに代わってオリヴィア・ロドリゴが“You’re So Vain”のカヴァーを披露している。
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