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ドイツ外務省はデヴィッド・ボウイ死去のニュースを受け、追悼のコメント発表し、ベルリンの壁の崩壊を手助けしてくれたことに対して感謝の意を述べている。

よく知られているように、デヴィッド・ボウイは1970年代にベルリンに移住して、「ベルリン三部作」(『ロウ』、『ヒーローズ』、『ロジャー』)を1977年から1979年にかけて、ドイツでレコーディングしている。

デヴィッド・ボウイの1977年の楽曲”Heroes”は、ドイツ統一の象徴とみなされている。この曲には次のような歌詞がある。「覚えてるよ/壁の近くに立っていたら/僕らの頭上で銃が発砲されたこと/それでもキスしたよね、あたかも何も崩壊するはずがないというように/だって、悪いのはあいつらなんだ/そう、僕らは彼らをやっつけることができる、何度も何度も/そうすれば僕らはヒーローになれるんだ、その日1日だけはね」

ドイツの外務省は、この事に言及し、次のようにツイートしている。「さようなら、デヴィッド・ボウイ。そしてあなたは今、『ヒーローズ』の一員ですね。ベルリンの壁の崩壊に力を貸してくれたことを感謝します」

18カ月の闘病を経たデヴィッド・ボウイの死のニュースは11日の朝、デヴィッド・ボウイの息子で映画監督のダンカン・ジョーンズにより伝えられている。

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