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キッスのポール・スタンレーはジーン・シモンズが気に障ることがあることを認めている。

ポール・スタンレーは50年間にわたるジーン・シモンズとの友人関係について語り、彼に苛立つこともあることを明かして、自分が克服しなければいけない問題だと受け入れたと述べている。

ジーン・シモンズとの仕事における関係で学んだことについて訊かれてポール・スタンレーは次のように語っている。「興味深い質問だね。確かに僕らはまったく違う。でも、自分たちのやっていることへのプライドと仕事の倫理観は共通しているんだ」

「多分、僕らは両親が共にヨーロッパ出身だからだと思う。自分のやった仕事への誇り、お金のために懸命に働くことが重要なことだった」

「それ以外で長い期間を経て学んでいったことの一つは、ジーン・シモンズ、彼は家族ということだよ。彼は兄弟なんだ」

「よく彼にイライラしたことがあったのを覚えている。そこで分かったのは、それは彼の問題ではなく、自分の問題ということなんだ」

「人のやったことに苛立つ時、なぜ苛立つのかを理解する必要がある。彼らが変わってくれることを期待してはいけない。他人の問題じゃない。ジーンに苛立っていたことも『ちょっと待て。苛立つのは自分の問題なんだ。なんで苛立っているんだろう?』と理解しなきゃいけないんだよ」

70歳のポール・スタンレーは73歳のジーン・シモンズがキッスの結成メンバーであることは変えられないのだから、「脇に置いておくことにした」と続けている。

先日、キッスのジーン・シモンズはポール・スタンレー以外に友人がいないと語っている。

「今日、ここにいても、ポール・スタンレー以外はバンドで何かをやる時しか集まらないんだ。冷酷な感じに聞こえないようには何て言えばいいのかな? 友人はいないんだ」とジーン・シモンズは語っている。

「そう、友人というのが『今日の午後はやることが決まっていないな。一緒に来て、遊ばないか?』というものであればね。自分のやりたことのほうが興味があるんだ。君のやりたいことに興味があるふりをしたくはないからね。実際、興味はないわけだからね」

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