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ブルース・スプリングスティーンは新たなインタヴューでEストリート・バンドのサックス奏者だったクラレンス・クレモンズの最期について振り返っている。

新作『オンリー・ザ・ストロング・サヴァイヴ』のリリースを控えたブルース・スプリングスティーンは『ハワード・スターン・ショウ』に出演して、脳卒中で入院したクラレンス・クレモンズの下を訪れた時のことを振り返っている。2度の脳の手術を行ったものの、クラレンス・クレモンズの容態は重く、2011年6月11日に享年69歳で亡くなっている。

亡くなった日、ブルース・スプリングスティーンはギターを持って病室を訪れたという。「聴いてくれてる感覚があったんだ。彼は手を握ってくれたからね」とブルース・スプリングスティーンは語っている。「なにかを感じてギターを持っていった。そして“Land of Hope and Dreams”を弾いたんだ」

ザ・ビッグ・マンの愛称で知られたクラレンス・クレモンズは1972年にEストリート・バンドを結成した結成メンバーとなっている。クラレンス・クレモンズは2012年発表の『レッキング・ボール』まで、ほぼすべてのアルバムに参加しており、『明日なき暴走』ではブルース・スプリングスティーンと共にアルバム・ジャケットにも登場している。

新作『オンリー・ザ・ストロング・サヴァイヴ』は通算21作目のカヴァー・アルバムで、11月11日にリリースされる。アルバムからは“Do I Love You (Indeed I Do)”、“Nightshift”、“Don’t Play That Song”が公開されている。

先日、ブルース・スプリングスティーンはザ・キラーズが行ったマディソン・スクウェア・ガーデン公演に飛び入りで参加して、“A Dustland Fairytale”、“Badlands”、“Born to Run”で共演を果たしている。

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