ザ・ローリング・ストーンズがデヴィッド・ボウイに追悼のコメントを発表し、「真にオリジナルな存在」だったと讃えている。
ガンとの18ヶ月に及ぶ闘病の末、デヴィッド・ボウイが1月10日に亡くなったことが息子であるダンカン・ジョーンズによる亡き父親への愛のメッセージとともに発表されている。
ザ・ローリング・ストーンズの担当者は『NME』に対して以下の声明を寄せている。「ザ・ローリング・ストーンズは、親愛なる友人であるデヴィッド・ボウイの死の知らせを受けて、ショックを受けて深く悲しんでいます。素晴らしく、優しい人であったのをはじめ、たぐいまれなアーティストであり、真にオリジナルな存在でした」
ミック・ジャガーは1985年の“Dancing In The Street”でデヴィッド・ボウイとコラボレーションしたことで知られており、デヴィッド・ボウイの元妻であるアンジーは二人が裸でベッドに寝ているところを見たとも発言している。
ザ・ローリング・ストーンズのほか、多くのアーティストが追悼のコメントを発表しており、長年のプロデューサーであるトニー・ヴィスコンティは最新作『★(ブラックスター)』について「別れの贈り物」と評しており、イギー・ポップはボウイとの友情を「最愛のものだった」と語っている。
デヴィッド・ボウイは、デヴィッド・ジョーンズから名前を変えて、ファースト・アルバムを1967年にリリースしており、初期の作品には『スペース・オディティ』や『ハンキー・ドリー』等がある。
1972年には“Suffragette City”や“Rock’N’Roll Suicide”といったシングルを収録した名作『ジギー・スターダスト』を発表している。その他にも、“Let’s Dance”、“Space Oddity”、“Heroes”、“Under Pressure”、“Rebel, Rebel”、“Life on Mars”、“Changes”といったヒット曲がある。
デヴィッド・ボウイは過去10年間において『★(ブラックスター)』と2013年の『ザ・ネクスト・デイ』の2作を発表しており、最後のライヴは2006年にニューヨークで開催されたチャリティ・コンサートとなっている。
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