レディオヘッドのフロントマンであるトム・ヨークは保守党のリズ・トラス首相が党首を辞任する考えを発表したことを受けて、総選挙を求めるツイートを投稿している。
リズ・トラス首相はボリス・ジョンソン首相の辞任を受けて先月9月6日にイギリスの首相に就任したが、本日10月21日時点で就任46日目となり、イギリスの首相の中で史上、最も短い在任期間となる。
リズ・トラス首相は大型減税によって経済成長を促す政策を掲げていたが、財政悪化への懸念から相次いで政策を撤回する事態となっており、最終的に辞任している。
リズ・トラス首相は次のように述べている。「経済的にも国際的にも非常に不安定な時期に首相に就任し、私はこの状況を変えることを期待されて保守党から選出された。しかし、私は負託に応えられないため党首を辞任するとチャールズ国王に伝えました」
労働党首のキア・スターマーはリズ・トラス首相辞任を受けてすぐに総選挙を行うことを求めており、トム・ヨークは『OKコンピューター』収録の“No Surprises”の一節を引用しながら、それに同意している。
「イギリス政府を打ち倒そう。彼らは私たちを代弁していない。まさにこの今の状況では……彼らには正統性も負託も手がかりさえない。国家が極度の苦痛に苛まれているのに、袋に入れた猫は自らを八つ裂きにしている。もう十分だ。恥を知れ」とトム・ヨークはツイートして、2022年の総選挙を求めるハッシュタグを付けている。
bring down this UK government, they do not speak for us, right the fuck now .. they have no authority, no mandate, no clue, cats in a bag tearing themselves to pieces while the country suffers in extreme distress. enough of this shit. shame on them. #GeneralElection2022
— Thom Yorke (@thomyorke) October 20, 2022
先日、リゾはインタヴューで自分が人とは変わっていて、レディオヘッドを聴いていたことを学校で隠していたことを振り返っている。
リゾは常に自分のことを「変わっている」と感じていたとのことで、「いい意味で変わっているのか、悪い意味で変わっているのか、自分には分からなかった」と語っている。リゾは周りの生徒たちがラップにハマっていく一方で、自分もヒューストン・ラップは好きだったけれど、レディオヘッドも聴いていたと説明している。
「黒人の学校だった。大半は黒人かブラウン、カリブ系で、私はナイジェリア系の子が友だちだった。彼らはみんなラジオでかかっているものを聴いていた。アッシャー、デスティニーズ・チャイルド、ルダクリスとかね。私はレディオヘッドの『OKコンピューター』にハマっていて、ロック・バンドにいた時もそれを隠していた。仲間にからかわれたくなかったから。『ホワイト・ガール!』って叫ばれてたはずよ」
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