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ポール・マッカートニーデヴィッド・ボウイに対して追悼のコメントを発表し、デヴィッド・ボウイを「偉大な星」と言い表している。

1月10日に18ヶ月に及ぶガンとの闘病の末デヴィッド・ボウイが亡くなったと発表され、息子で映画監督のダンカン・ジョーンズも亡父に対して追悼のコメントを発表している。

ポール・マッカートニーとデヴィッド・ボウイは一緒に仕事をしたことはないものの、デヴィッド・ボウイは、ポール・マッカートニーのザ・ビートルズ時代のバンド・メイト、ジョン・レノンとは1975年のシングル曲”Fame”で共演している。

ポール・マッカートニーは、デヴィッド・ボウイの家族に哀悼の意を捧げ、彼を懐かしみ、彼を英国音楽史に必要不可欠の存在だと位置付けている。

「雨の朝、とても悲しいニュースで目覚めました」とポール・マッカートニーは書き出し、以下のように続けている。「デヴィッドは偉大なスターで、彼と共に過ごせた時間を宝物のように思っています。彼の音楽は英国の音楽史に於いて重要な役割を果たしており、彼が世界中の人々に与えた膨大な影響を誇らしく思います。彼のご家族へ心からお悔やみを申し上げます。長年に渡って彼と笑いあったことはいつまでも忘れません。彼の星は永遠に空に輝き続けるでしょう」

ポール・マッカートニーの他にも、長年プロデューサーを務めてきたトニー・ヴィスコンティは、「わたしたちのために彼は別れの贈り物として『★(ブラックスター)』を作ってくれました」と語り、イギー・ポップは、「デヴィッドとの友情は最愛のものだった」とコメントしている。ザ・ローリング・ストーンズも、「たぐいまれなアーティスト」に対して、追悼の意を表している。

デヴィッド・ボウイは1967年にデビュー・アルバムをリリースし、その1年前にデヴィッド・ジョーンズから改名している。初期の作品には、『スペース・オディティ』や1971年の『ハンキー・ドリー』がある。

1972年には、新たな自分を創りだし、『ジギー・スターダスト』をリリースしている。このアルバムには、”Ziggy Stardust”や”Suffragette City”が収録されている。

デヴィッド・ボウイのヒット曲には、”Let’s Dance”、”Space Oddity”、”Heroes”、”Under Pressure”、”Rebel, Rebel”、”Life on Mars”や”Changes”などがある。

デヴィッド・ボウイはここ10年でニュー・アルバム『★(ブラックスター)』と2013年の『ザ・ネクスト・デイ』の2枚のアルバムをリリースしている。彼の最後のライヴは2006年のニューヨークで行われたチャリティ・コンサートだった。

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