ノエル・ギャラガーは最新のインタヴューでエイミー・ワインハウスが亡くなったことについて振り返っている。
ノエル・ギャラガーは90年代のドラッグ癖について何度も語ってきており、かつて「ドラッグなんて朝起きて、紅茶を飲むようなものだ」と発言したことで知られている。
アルコール中毒で2011年に亡くなったエイミー・ワインハウスについてノエル・ギャラガーは『パブ・トーク』のインタヴューで振り返っており、名声のもたらす影響について触れている。
「名声というのは人をひどく打ちのめすこともある。いつもエイミー・ワインハウスの話をするんだけさ。ロンドン北部出身の素敵な女性だった」とノエル・ギャラガーは語っている。「あのアルバムを作った途端、彼女は世界的なスーパースターになり、名声がトラックのように彼女を打ちのめした。彼女は何とかできなかった」
「悲しかったのは彼女の周りに人がいなかったということだ。俺の場合は30年間、同じ人たちが周りにいて、その人たちが気にかけてくれた。半年で違う人に入れ替わってしまうような一過性の組織じゃない」
彼は次のように続けている。「エイミー・ワインハウスやピート・ドハーティといった、ああいう人たちのように大の大人で、成功していると、お金がある限り、誰も何も言ってくれないんだよ」
また、ノエル・ギャラガーはオアシスのおいて自身がソングライターだったことも大きかったと語っている。「自分の場合、頼みの綱は常に仕事だった。オアシスでは唯一のソングライターだったから、常に仕事があったんだ。俺が仕事をしなければ、バンドは崩壊していただろうね。パーティーやドラッグとかいったものは、ボーナスとして扱っていた。笑えること以外に夢中になるものはなかったんだ」
同じインタヴューでノエル・ギャラガーはオアシスの再結成について解散前と同じくらい「たくさんのアルバムが今も」売れているから「意味がない」と語っている。
「笑える話なんだけど、オアシスは解散前と同じくらいたくさんのアルバムが今も売れているんだ。今も人々の目にはかつてと同じくらいの人気で映っているんだよ。それが嬉しいんだ」
「またやることになってもサーカスになってしまうだろうね。意味がないよ。放っておけばいいんだよ。俺は満足だしね。あいつも自分なりのことをやっていて、ネブワースをソールド・アウトさせているんだろ。まあ、お幸せに、という感じだよ」
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