クイーンはBBCラジオ2のケン・ブルースの番組で未発表曲“Face It Alone”が初めてオンエアされている。
“Face It Alone”は『ザ・ミラクル』のレコーディング・セッションで1988年に収録されたフレディ・マーキュリーのヴォーカルが使われた楽曲となっている。
“Face It Alone”の音源はこちらから。
今年6月、ロジャー・テイラーとブライアン・メイはフロントマンのフレディ・マーキュリーが参加している未発表曲を見つけたことを明らかにしていた。
ロジャー・テイラーとブライアン・メイはBBCラジオ2のゾーイ・ボールの番組におけるインタヴューでこの事実を明らかにしている。「忘れてしまっていたフレディによるちょっとした宝石を見つけたんだ。それが素晴らしいんだよ。本当に思いがけない発見だった。『ザ・ミラクル』のセッションからのものでね」
ブライアン・メイは次のように続けている。「ありふれた中に隠れていたんだ。何度も目にしてはいて、『ダメだ。これを救出することはできない』と思っていた。けれど、もう一度見てみたら、僕らの素晴らしいエンジニア・チームが『これとこれは使えるよ』と言ってくれてね。それを繋ぎ合わせたんだ。でも、美しいんだよ。感動的なんだ」
1991年にフレディ・マーキュリーが亡くなって以降、クイーンはフレディ・マーキュリーが参加した音源を度重なる形でリリースしてきている。2014年にリリースされたコンピレーション『クイーン・フォーエヴァー』では80年代にレコーディングした音源からの未発表曲が収録されていた。
先日、ブライアン・メイはフレディ・マーキュリーが亡くなった後に彼のヴォーカルを聴くのはトラウマになったと語っている。
BBCラジオ5のポッドキャスト『ハウ・ドゥ・ユー・コープ』に出演したブライアン・メイは『メイド・イン・ヘヴン』の制作について振り返っている。「すごく変な感じだった。それ自体がトラウマになったよ」
「フレディのヴォーカルを聴いて、数時間、数日、数週間を過ごした。フレディを聴いて、一日中、一晩中を過ごしたんだ。『これは素晴らしい……素晴らしいサウンドだよ、フレ……ああ、君はいないのか』という瞬間があったよ」
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