アークティック・モンキーズは新作『ザ・カー』のリリースを10月21日に控える中で7作のアルバムの繋がりについて語っている。
2006年にデビュー・アルバム『ホワットエヴァー・ピープル・セイ・アイ・アム、ザッツ・ホワット・アイム・ノット』をリリースして以降、アークティック・モンキーズは2009年発表の『ハムバグ』ではデザート・ロックに手を出し、2013年発表の『AM』ではアリーナを埋めるロックンロールを見せ、『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』では月をイメージしたスロー・ジャムを展開してきた。
オランダのラジオ局「NPO 3FM」のインタヴューでアークティック・モンキーズはバンドの中では過去のアルバムとの繋がりはファンが思うより明白なものだと語っている。
「ファースト・アルバムからこのアルバムまでは続いている道があるんだ」とドラマーのマット・ヘルダースは説明している。「最初はみんなにとって分かりやすいものではないかもしれないけど、でも僕らにとっては間違いなくあるものなんだ。前作でやったことを広げたところもある。でも、ちゃんと違った作品になっているんだよ」
アレックス・ターナーは次のように続けている。「自分が思うに、リリースされた時に感じるよりも時間が経って振り返ってみると、それぞれのアルバムのサウンドが次の作品に溶け込んでいることに気づいてくれるんじゃないかな」
「間違いなく前作と繋がっていると思うけど、今回のほうがオープンな感じになっていると思うよ」
同じインタヴューでアークティック・モンキーズは通算7作目のアルバム『ザ・カー』の制作に時間がかかったことを振り返っている。「他のどの作品よりも最後までたどり着くのに今回はすごく時間がかかったんだ」とアレックス・ターナーは語っている。「時間があったからだと思うんだけどね」とマット・ヘルダースは続けている。「今回はより広がったところがあるんだと思う」
アレックス・ターナーは次のように続けている。「おそらく長く続けていると、調整したくなっちゃうんだよね。その面では最終的にちょっとバカげたところもあったかもしれない」
先日、アークティック・モンキーズは4月24日のオーストリア公演から5月9日のパリ公演までヨーロッパ・ツアーを行うことが決定している。その後、5月29日のブリストル公演からUKツアーを行うことが決定しており、ツアーは6月25日のグラスゴー公演まで行われる。
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