Andy Hughes/NME

Photo: Andy Hughes/NME

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリストであるジョシュ・クリングホッファーはレッド・ホット・チリ・ペッパーズの在籍中は「クリエイティヴ面でものすごく抑制しなければならなかった」と語っている。

ジョシュ・クリングホッファーは2019年にジョン・フルシアンテがレッド・ホット・チリ・ペッパーズに復帰したことを受けてバンドを脱退しており、現在はパール・ジャムのツアー・メンバーとして活動している。

『ギター・ワールド』誌のインタヴューを受けたジョシュ・クリングホッファーはバンドの脱退について「もちろん、何かを取り上げられた時は悲しいよ」と語っている。

「彼らとは完璧な10年を過ごしていたからね。でも、彼らのことは大好きだったし、彼らと一緒にやるのは大好きだったけど、それと同じくらいクリエイティヴ面でものすごく抑制しなければならなかったんだ」

「サウンドも確立された大御所のバンドだからね。それから逸脱するのがいかに難しいかは何度も学ぶことになったよ」

「ジョンが弾いているのに似ていたり、前のアルバムにあったものだったり」した場合は「そのコードを弾くことを避けるようにしていた」とジョシュ・クリングホッファーは明かしている。

「彼らと曲をことについてはよくやったと思っているよ。でも、自分の物語の一部にはならなかったし、物語の一部だとしてもそれは小さなものなんだ」

「彼らは実験にも積極的だったけど、同じくらい自分のやり方というものがあるんだよ」

先日、ジョシュ・クリングホッファーはプロデューサーのリック・ルービンについて「助けてもらうというよりも邪魔だった」と語っている。

ジョシュ・クリングホッファーは『ヴァイナルライター・ミュージック』に次のように語っている。「あのバンドで発表したものについてはすごく複雑な思いがあるんだ。素晴らしい音楽やアルバムを作ろうとしたけど、プロデューサーが邪魔になったところがあると思っている。一緒に書いた曲のほとんどは好きだけど、それを最高の形にはできなかった。『アイム・ウィズ・ユー』について言えば、リック・ルービンは助けてもらうというよりも邪魔だったと思う。彼は『曲が最高のものになるように手助けしたいだけだ』と言っていたけど、『じゃあ、運転手に迎えに来てもらえよ』と言うべきだったね」

レッド・ホット・チリ・ペッパーズは30年以上のキャリアで何度もリック・ルービンをプロデューサーに迎えている。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ