マイケル・ジャクソンはソニー・ミュージック・エンタテインメントと遺産管理団体がプロデューサーに入る形で『スリラー』の裏側を追ったドキュメンタリーが製作されていることが明らかになっている。
『デッドライン』によれば、タイトル未定のドキュメンタリーは音楽評論家にして映像作家のネルソン・ジョージが監督するもので、記録破りの成功を収めることになった通算6作目のアルバムを対象としたものになるという。ドキュメンタリーには未発表映像やインタヴューが使われ、カルチャーを一変させたミュージック・ビデオも追うことになる。
ネルソン・ジョージはプレス・リリースで『スリラー』が「マイケル・ジャクソンを再定義」することになり、「10代のスターから大人のスーパースターに変貌させる」ことになったと述べている。ネルソン・ジョージは“Thriller”、“Billie Jean”、“Beat It”のミュージック・ビデオにも言及して、「音楽と映像を組み合わせることの新たなテンプレートを生み出すことになった」とも語っている。
「桁外れのアルバムを掘り下げ、その魔法を再訪できるのは特権でした」とネルソン・ジョージは締めくくっている。
1982年11月にリリースされた『スリラー』は来月40周年を迎えることになり、同作は8つのグラミー賞を受賞しており、全世界で史上最多となる5000万枚以上のセールスを記録している。
40周年を記念して『スリラー』の40周年記念盤が11月18日にCD2枚組でリリースされることが決定している。ディスク2には未発表デモ&レア音源を含む全10曲が収録されることが決定しており、“Behind The Mask (Original Demo)”、“She’s Trouble (Demo)”、“The Toy (Demo)”が収録されることが発表されている。
マイケル・ジャクソンについては伝記映画が映画『ボヘミアン・ラプソディ』を手掛けたグラハム・キングをプロデューサーに迎えて製作されていることが明らかになっている。マイケル・ジャクソンの遺産管理団体の共同執行者であるジョン・ブランカとジョン・マクレインがグラハム・キングと共にプロデューサーを務める。
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