デペッシュ・モード、通算15作目となる新作をリリースすることを発表

Photo: Anton Corbijn

デペッシュ・モードは通算15作目となるニュー・アルバム『メメント・モリ』をリリースすることを発表している。

フロントマンのデイヴ・ガーンとメイン・ソングライターのマーティン・ゴアはベルリンで記者会見を開催しており、カリフォルニア州サンタバーバラでレコーディングした新作の一部を初公開している。

デイヴ・ガーンとマーティン・ゴアはイベント後、ニューヨークに行って、ジェイムス・フォードがプロデュースするアルバムを仕上げる予定となっている。

「実際のレコーディング・プロセスとしてもうかなりのところまで来ているんだ」とマーティン・ゴアは説明している。「ミックスはまだなんだけど、アルバムの全曲を完成させたんだ」

マーティン・ゴアはアルバムの曲を「数年前に」書き始めたが、今年の夏に最終的にスタジオに戻ることになったと語っている。

死の不可避性を思い出させる品々、例えば骸骨などを意味するメメント・モリだが、マーティン・ゴアによれば、アルバムのタイトルは今年5月に結成メンバーのアンディ・フレッチャーが享年60歳で亡くなる前から決まっていたという。

「非常に不吉だけれど、すごくポジティヴに見ることもできると思うんだ」とマーティン・ゴアは語っている。「その日その日を最大限に生きなきゃいけないんだ。自分たちとしてはそう解釈したいと思っているんだよね」

マーティン・ゴアは次のように続けている。「アンディ・フレッチャーが亡くなった後、彼もやりたかったという確信が持てたから続けることにしたんだ。そして、このプロジェクトに別の次元の意味が与えられることになったんだ」

2017年発表の『スピリット』に続く新作『メメント・モリ』は2023年春にコロンビア・レコーズからリリースされる。正確なリリース日は決まっていない。

また、デペッシュ・モードはロンドンのトゥイッケナム・スタジアム公演を含むワールド・ツアーを2023年に行うことも発表している。デペッシュ・モードはバルセロナとマドリードで行われるプリマヴェーラ・サウンドでヘッドライナーを務めることも決定している。

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