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アークティック・モンキーズのフロントマンであるアレックス・ターナーは新たなインタヴューで2014年のブリット・アウォーズ授賞式での発言を振り返っている。

アレックス・ターナーは当時、最優秀アルバム賞の受賞スピーチの中で「万物の周期性」について言及し、ロックンロールが「死ぬことはない」と語っていた。

この発言についてアレックス・ターナーは2018年に『モジョ』誌で次のように振り返っている。「改めて言うけど、あの時は本当に他の方法がなかったんだ。あの空間に立つことを正当化する方法がね。他にどうすればよかったっていうんだ? あの場に立って、子供の頃から夢見てましたっていうフリをするのも誠実じゃないと思ったからね」

今回『ガーディアン』紙のインタヴューでアレックス・ターナーは「あの時はひるんで、歯の間から息を吸っていた」と述べている。

あれはパフォーマンス・アートのようで、「ロックという構造に対する猜疑心を先取りしていたのではないか」と訊かれると、アレックス・ターナーは次のように答えている。「興味深いね。言えることとしては、あれば『AM』というアルバムと結びついているんだ。髪型としてもパフォーマーとしてもね」

「衣装に関しても『サック・イット・アンド・シー』や『ハムバグ』とは違っていて、髪もグリースをつけいたしね」

「基本的に自分の作ったアルバムにある種のパフォーマンスのスタイルを後押しされたりするんだよ。でも、『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』や今回の『ザ・カー』についてはパフォーマーとしてそれを逆転させたものだと考えているんだ。パフォーマーが音楽に影響を与えていて、むしろ逆なんだ」

先日、アークティック・モンキーズは2023年5月から6月にかけてUK&アイルランド・ツアーを行うことを発表している。ツアーは地元シェフィールドのヒルズボロー・パークで行う2日間の大規模公演からスタートする。

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