JORDAN HUGHES/NME

Photo: JORDAN HUGHES/NME

フロント・ポーチ・ステップのフロントマン、ジャック・マケルフレッシュのヴァンズ・ワープド・ツアーへの参加がキャンセルされなかったことを非難するミュージシャン達に、パラモアのヘイリー・ウィリアムズが加勢している。

ジャック・マケルフレッシュについては近頃、多数の未成年者に性的な不法行為やハラスメントを行ったのではないかという噂がささやかれていた。

これを受け、オンライン署名サイトの「Change.org」
にはジャック・マケルフレッシュをワープド・ツアーのラインナップから外すことを求める請願が投稿されており、現在のところ13,000人以上の賛同者を得ている。

一方で、ジャック・マケルフレッシュは自身のフェイスブックに長い声明を投稿しており、その中でこの疑惑を次のように否定している。「児童性的虐待者とか、小児性愛者、レイプ犯といった言葉と自分を結び付けられるのは、最低で惨めな気分だ。今も、そして今後も、決して俺はそんな奴じゃない。未成年者に対して恋愛感情や性的接触を持ったことはないし、そんな願望もない」

ジャック・マケルフレッシュのコメントに対して、ヘイリー・ウィリアムズやワープド・ツアーの参加ミュージシャン達は怒りの声をツイッターに投稿している。

本当に、この夏のツアーに充満している異常で獰猛な雰囲気には驚いた。私たちの音楽シーンに何が起こってしまったの?

この音楽シーンにまだ良心が残ってるって信じてる。もっといいアーティストを求める価値のあるイベントなんだから、そうしなきゃ。これ以上「男だから仕方ない」なんて言い訳を男にさせちゃダメ。

そしてベアトゥースのテイラー・ラムリーも、フロント・ポーチ・ステップのステージをボイコットするようファンに呼びかけている。

この音楽シーンの尊厳を守るべきだと感じているなら、ナッシュビルで今日行われるワープド・ツアーで@Frontporchstepのステージは観るべきじゃない。

他にも、ザ・ワンダーイヤーズのニコラス・スタインボーンがジャック・マケルフレッシュのフェイスブックでのコメントを非難している。

お前の図々しさにはたまげたね。失せろ。

ヴァンズ・ワープド・ツアーの7月3日公演は、フロリダのバイノイ・パークでブラック・ヴェイル・ブライズ、アスキング・アレクサンドリア、リフ・ラフをヘッドライナーに迎えて開催されている。

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