ビリー・アイリッシュはシンガポールの森で“TV”と“The 30th”を披露した2曲のパフォーマンス映像が公開されている。
シンガポール政府観光局との提携によってChoānnが監督したこの映像はクラウド・フォレスト国立公園でビリー・アイリッシュとフィニアスがパフォーマンスをするものとなっている。
披露された2曲は7月にリリースされた『ギター・ソングス』EPに収録されている。
パフォーマンス映像はこちらから。
「シンガポールはツアーで行った最初の場所の一つです。1日しかいられなかったのですが、間違いなく恋に落ちました」とビリー・アイリッシュは米『ローリング・ストーン』誌にコメントを提供している。
「クラウド・フォレストは人生で観た中でも最も美しい場所の一つです。この2曲はいろんな意味で自分にとって重要な曲で、繋がりと守りたい気持ちを感じます。これらの曲で、親しみとパーソナルさを感じる安らぎを持てたらと思ったのです」
「クラウド・フォレストのような美しい場所でこの曲を披露するのはいい気分です」
ビリー・アイリッシュはフィニアスと「ヴァースとコーラスを書いた」と語っている。この曲には最高裁が中絶の判例を覆す判決を出したことに言及した一節がある。
「正式に判決が覆される数週間前に書いた。実際にそうなったのはグラストンベリーの日で、この家にいて犬と草むらの上に座っていた」
ビリー・アイリッシュは次のように続けている。「母親が出てきて、すぐそこに立って、『覆された』と言ったの。ほとんど反応もできなかった」
ビリー・アイリッシュは“The 30th”について『ハピアー・ザン・エヴァー』後に初めて書いた曲だと説明している。
「だから、“The 30th”という曲名なの。11月30日にこういうことが起こって、それを目撃して体験できたことは言葉に言い表せないほどのことで、その時思ったことを書き留めた。フィニアスと一緒にいたから、『ゴメン。何をするつもりだったか知らないけど、今すぐにこれを曲に書かないと』と言ったの。実際にそうすることにして、『ハピアー・ザン・エヴァー』後に初めて書いた曲になった」
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