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マイケル・ジャクソンは11月18日にリリースされる通算6作目となるアルバム『スリラー』の40周年記念盤のディスク2に“She’s Trouble (Demo)”が収録されることが明らかになっている。

ディスク2には未発表デモ&レア音源を含む全10曲が収録されることが決定しており、アメリカの祝日である9月5日のレイバー・デイ後から1曲ずつ明かされ、“Behind The Mask (Original Demo)”が収録されることも発表されている。最後のトラックは11月18日のリリース日直前に発表される。

公式アカウントの投稿によると、アルバム 『スリラー』 制作当時、テリー・ブリテン、スー・シフリン、ウィリアム・リヴジーのソングライター陣は、アルバム収録曲の候補にと“She‘s Trouble”をプロデューサーのクインシー・ジョーンズに渡した。マイケルはこの曲のデモを作ったものの結果的にアルバム収録には至らず、その後ソングライター陣がこの曲を提供した他のアーティストたちによってレコーディングが行われリリースされるに至っている。マイケルによるこのデモ・ヴァージョンはこれまでに完全未発表の音源で、今回が初リリースとなる。

また、これまで限定盤(『スリラー』25周年記念盤など)にのみ収録されていた追加分の15曲は、デジタル・エクスパンデッド版リリースの一部となって入手可能になる。

米国ではウォルマートとターゲットで『スリラー』オリジナル・アルバムの限定アナログ盤がバージョン違いでそれぞれ発売される。ウォルマートでは40周年記念ジャケット仕様 、ターゲットでは 『スリラー40』 特製ターンテーブルマット付きのバージョンとなる。

さらに、モービル・フィデリティ社からは、オリジナル・アナログ・マスターテープからリマスターを行い、 高音質RTIプレスによる、4万枚限定のシリアルナンバー入りUltraDisc One-Step/33回転/180g重量盤の1LP、さらにはハイブリッドSACDの 『スリラー』 オリジナル・アルバムが発売予定となっている。

マイケル・ジャクソンについては伝記映画が映画『ボヘミアン・ラプソディ』を手掛けたグラハム・キングをプロデューサーに迎えて製作されていることが明らかになっている。

『ヴァラエティ』誌によれば、『マイケル』というタイトルの本作はマイケル・ジャクソンの遺族の許可を得たもので、マーティン・スコセッシ監督の『アビエイター』でグラハム・キングと仕事をしたことのあるジョン・ローガン(『グラディエーター』、『スカイフォール』)が脚本を手掛けている。

マイケル・ジャクソンの遺産管理団体の共同執行者であるジョン・ブランカとジョン・マクレインがグラハム・キングと共にプロデューサーを務める。

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