ブルース・スプリングスティーンは米『ローリング・ストーン』誌の創業者であるヤン・ウェナーによれば、新作を制作中だと明かしている。
ヤン・ウェナーは回想録『ライク・ア・ローリング・ストーン(原題)』にまつわる米『ビルボード』誌のインタヴューでブルース・スプリングスティーンが新作をリリースしようとしていることを漏らしている。
最近のポップ・ミュージックやヒップホップについて訊かれたヤン・ウェナーは次のように語っている。「いいものもたくさんあるけど、ゴミみたいなつまらないものもたくさんある。正直に言うと、ロックンロールほどいいものではないと思っている。歌もいいと思わないし、アレンジもいいとは思わない。歴史的にみれば、新たな転換期なんだろうね。ロックンロールが復活するのか、それともそうじゃないのか、サウンドも状況も違うから分からないけど、でも、若い頃に好きだった音楽からは抜け出せないんだ。ストーンズがほしいね」
ヤン・ウェナーは次のように続けている。「この秋にブルース・スプリングスティーンの新作がでるんだけど、素晴らしかったよ。聴かせてもらったけどね」
ブルース・スプリングスティーンは2023年に行うワールド・ツアーを発表しているが、現時点で新作の詳細については発表していない。ブルース・スプリングスティーンが最後にリリースしたアルバムは2020年の『レター・トゥ・ユー』となっている。
先日、ブルース・スプリングスティーンのマネージャーであるジョン・ランドウは来年行うツアーのチケットが急激に高騰したことを受けて声明を発表している。「このツアーのチケットの価格を決めるにあたり、我々は同業者がどのようなことをしているかを注意深く見ていました。我々はそれらと同程度か、それを下回る価格を設定しました」
彼は次のように続けている。「1,000ドル以上のチケットも少なくないというコメントがありましたが、平均のチケット価格は200ドル台半ばとなっています。今日の状況であれば、世代を代表する再考のアーティストを観られるのであれば適正な価格だと私たちは考えています」
ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドによるツアーは2月1日から4月14日まで行われる北米ツアーからスタートして、その後、ヨーロッパ・ツアーが行われる。
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