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ザ・ストーン・ローゼズのデビュー・アルバムのプロデューサーであるジョン・レッキーが、バンド名がザ・アングリー・ヤング・テディベアーズになるところだった事実を明らかにしている。

マンチェスター出身のバンドであるザ・ストーン・ローゼズは今年、マンチェスターのエティハド・スタジアムで4つの公演を予定している。

ジョン・レッキーによると、活動初期にはちゃんとしたバンド名がなかったといい、以下のように説明している。「(ザ・アングリー・ヤング・テディベアーズ)は、私が彼らに初めて会った時に彼らが考えていたバンド名だよ。面白いから、彼らにはまるとは思っていた。ザ・ストーン・ローゼズはパンクの流れを受け継いでいながら、ヒッピーの要素も持っているわけでさ。イアン(・ブラウン)は特にそうだね。ダサい言い方かもしれないが、彼らには愛があって、それが他のマンチェスター出身のバンドにはない部分なんだ」

バンド名を冠した1989年のデヴュー・アルバムの収録中、イアン・ブラウンがインスピレーションを得るために縄跳びを使っていたという。「彼は縄跳びを持っていて、たまに隅の方で縄跳びをしていたんだ」とジョン・レッキーは英『Q』誌に対して語っている。「縄跳びとタバコが、彼の定番だった。マリファナをどっさり持っていたけど、それより強いものはなかった。パウダー系のドラッグを使っているのは見たことがないよ。イアンが断固反対だったんだ。彼はとても熱心で、音楽にすべてを捧げていたんだ」

また、ドッジーのドラマーであるマシュー・プリーストは、イアン・ブラウンのかつてのあだ名が「キング・モンキー」だったと話している。「(1994年に)あるジャーナリストに話したんだ、イアンはもう『イアン』と呼んでも答えない、彼は『キング・モンキー』と呼ばれるまで答えないよってね。マニが言うには、その記事を読んだメンバーが笑い出し、イアンに向かってバナナを投げつけたらしい。その頃はバンドが一丸となっていなかったから、おかげでひとつになれたとマニに感謝されたよ。面白いのは、このあとみんながイアンのことを本当に『キング・モンキー』と呼び始めたってことだね」

一方、ザ・ストーン・ローゼズのファンたちは、先日バンドが2016年のライヴスケジュールに先がけ、ドンカスターで前座を務めるのではないかという噂にだまされてしまった事件が起きている。

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