AC/DCのブライアン・ジョンソンは自伝『ザ・ライヴス・オブ・ブライアン』が来月刊行されることが決定している。
2021年4月に発表された本書は「法外な物語の詰まった騒々しくも愛すべき回顧録」と評されていた。
「長い夜もあったし、素晴らしい夜もあったし、よくない日もあったし、たくさんの素晴らしい日々もあった」とブライアン・ジョンソンは声明で述べている。「コーラス団の少年からロックンロール・シンガーとなった僕は今回そのことについて本を書いたんだ」
『ザ・ライヴス・オブ・ブライアン』はペンギン・ブックスよりイギリスで10月13日に、アメリカで10月25日に刊行される。
「ロックンロールの歴史においても最も励まされる魅力的なストーリーの一つ」と称された『ザ・ライヴ・オブ・ブライアン』はダンストンで育ち、リトル・リチャードをテレビで観て「コーラス団の少年からボーイスカウト、そしてシンガー」になった幼少時代から追ったものとなっているという。
「10年以上にわたってブライアン・ジョンソンはバンドの成功で頭角を現そうとしていました。『トップ・オブ・ザ・ポップ』に出演して、オーストラリアをツアーしましたが、まだ大成功の時は手の届かぬところにありました」
I’ve had some long nights and some great nights, bad days and a lot of good ones. Now I’ve gone and written a bloody book about it… The Lives of Brian is coming this October. Pre-order your copy now: https://t.co/57hrcxliZ2 pic.twitter.com/KEi6gJdpQ6
— Brian Johnson Racing (@BrianJohnson) September 5, 2022
「その後、彼は世界でも最大となるロック・バンドの一つのオーディションでロンドンに呼ばれました。AC/DCはリード・シンガーだったボン・スコットの悲劇的な死によって危機にありましたが、ブライアンが加わることで名作『バック・イン・ブラック』をレコーディングすることになるのです。同作は史上最も売れたアルバムとなりました。その後のツアーは満員のアリーナで行われ、ファンはバンドを支持し、その功績が認められることになったのです」
「しかし、物語は思わぬ展開を迎えます。2016年にブライアンは聴覚を失う可能性があると診断されて、バンドを脱退しなければならなくなったのです。そして、彼は2020年のヒット作『パワーアップ』で愛するバンドに復帰することになります」
「人生は波乱万丈ですが、常にブライアンはしっかりと地に足をつけて、自分のルーツを忘れることはなかったのです」
ブライアン・ジョンソンは先週末、ウェンブリー・スタジアムで行われたテイラー・ホーキンス追悼コンサートにスペシャル・ゲストとして出演している。
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