エミネムは現地時間9月4日に刺されて亡くなったカナダ人バトル・ラッパーのパット・ステイに追悼の意を表している。
『ヒップホップ・デラックス』の報道によれば、刺傷事件がノヴァ・スコティア州フェアファックスのローワー・ウォーター・ストリート1600番地であったと警察に通報が入り、パット・ステイは病院に搬送されたものの、36歳で亡くなっている。
バトル・ラップ・サーキットで活躍してきたエミネムはツイッターで次のように述べている。「ヒップホップは史上最高のバトル・ラッパーの1人を失った。安らかに、パット・ステイ。王は死なない」
hiphop lost one of the best battlers of all time … RIP @patstay .. KINGS NEVER DIE‼️
— Marshall Mathers (@Eminem) September 5, 2022
先月、パット・ステイはザ・ゲームが通算10作目のアルバム『ドリルマティック:ハート vs. マインド』に収録の“The Black Slim Shady”でエミネムを揶揄したことを批判していた。ザ・ゲームは同曲でエミネムの“Lose Yourself”のフロウを真似ながら、エミネムを非難している。
「ファンとして言っておくと、エミネムとバトルしようと必死になって彼の関心を惹こうとしているのを観るのはきついね」とパット・ステイはインスタグラムで述べている。「信じてほしい。そのハングリー精神は尊敬するけど、『あいつが売れたのは白人だからだ』みたいなことを言い始めると、競争心というよりも憎しみに見えてしまうんだ」
一方、エミネムはエミー賞のクリエイティヴ・アーツ部門で受賞を果たしており、エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞、トニー賞を網羅するEGOTに一歩近づいたことが明らかになっている。
ドクター・ドレー、エミネム、ケンドリック・ラマー、スヌープ・ドッグ、メアリー・J. ブライジ、50セント、アンダーソン・パークが出演したスーパーボウルのハーフタイム・ショーはヴァラエティ・スペシャル部門、音楽演出部門、プロダクションデザインのヴァラエティ部門という3つの賞を受賞している。
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