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リナ・サワヤマは自身のシングル“This Hell”がABBAのヒット曲に似ていたことでABBAから「承諾を得た」経緯について語っている。

BBCのインタヴューでリナ・サワヤマは“This Hell”をレコーディングしている時にABBAの“Gimme! Gimme! Gimme! (A Man After Midnight)”に似ていることに気づき、ABBAが自身の曲のサンプリングを断ったことで知られていたので「パニックになった」と明かしている。出版社にこの事実を知らせた時も同じ気分だったと語っている。

「出版社も『ABBAは間違いなくノーと言うだろうから変えなきゃいけない』という感じだった」と彼女は語っている。リナ・サワヤマは実際に変更したが、最初のバージョンに惹かれている自分に気づき、オリジナルの形でリリースできるように「解決する」ことにしたという。

そこでリナ・サワヤマはABBAのメンバーを知っているエルトン・ジョンに電話をかけたところ、ABBAの長年のレーベルであるユニバーサルの担当者を通して両陣営の担当者が連絡を取ることができたと説明している。リナ・サワヤマは手書きの手紙を送り、“This Hell”で“Gimme! Gimme! Gimme! (A Man After Midnight)”の要素を使う許可を求めたという。

手紙には次のように書かれていた。「あなたたちの音楽が大好きです。出版権を分けられたら嬉しいのですが、申し訳ありません。わざとこうしたわけではないのです」

数日後、リナ・サワヤマはABBAのキーボーディストであるベニー・アンダーソンからの返事を受け取ったという。手紙には「問題ない。全然いいよ。頑張ってね」と書かれていた。

“This Hell”はリナ・サワヤマのセカンド・アルバム『ホールド・ザ・ガール』からのリード・シングルとして5月にリリースされている。9月16日にリリースされるアルバムからは“Catch Me In The Air”、“Hold The Girl”、“Phantom”が公開されている。

マドンナも2005年発表の“Hung Up”で“Gimme! Gimme! Gimme! (A Man After Midnight)”をサンプリングした時も近い方法を取っている。

マドンナもサンプリングの許可を得るために手書きの手紙をABBAに送っている。交渉を経て、ABBAはマドンナによるサンプリングに許可を出している。許可を出した理由についてベニー・アンダーソンは「マドンナのことは大好きなんだ。ずっと好きだったんだよ」と語っている。

「彼女は根性があるし、21年も活動しているからね。悪くないよね」

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