レディオヘッドが、ニュー・アルバムをリリースする前に新たに会社を設立した模様だ。
トム・ヨークとその仲間たちが、Dawn Chorus LLPという新会社を2015年10月に設立したこと(詳細はこちら)を目聡いファンが最近発見しており、この会社はバンドのアルバム・リリース関連の持株会社と見られている。
レディオヘッドは、過去2作のアルバムでも同じような会社を設立している。2007年10月リリースの『イン・レインボウズ』の前にはXurbia Xendless Ltdを2007年7月に設立しており、2011年2月リリースの『ザ・キング・オブ・リムス』の前にはTicker Tape Ltdを2010年の12月に設立している。
音楽サイト「コンシークエンス・オブ・サウンド」では、“Dawn Chorus”という名称を2009年のインタヴューでトム・ヨークが当時制作中の曲名として言及していると指摘している。また、ボーズ・オブ・カナダが2002年に発表した曲のタイトルとしても使用されている。
『NME』では、レディオヘッドの担当者にコメントを求めたが返答はまだ返ってきていない。
レディオヘッドは、2015年公開のジェームズ・ボンド映画『007 スペクター』向けにテーマ曲を依頼されたが、その後採用が見送られたため無料で曲を公開している。
この曲の音源はこちらから。
レディオヘッドの“Spectre”が、リリースを控える9枚目のアルバムに収録されるかは明らかにされていない。
先日、ギタリストのジョニー・グリーンウッドは「たくさんレコーディングしたんだ」と語っており、2016年にレディオヘッドとしてツアーしたいと語っている。
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