GETTY

Photo: GETTY

ドクター・ドレーは脳動脈瘤で集中治療室で治療を受けている間に死にかけた体験について振り返っている。

ドクター・ドレーは1月4日に健康上の問題でロサンゼルスのシダーズ・サイナイ医療センターの集中治療室に入院している。ドクター・ドレーは数日後に「元気にやっている」というメッセージを出したが、2週間にわたって入院していた。今回、ドクター・ドレーはポッドキャスト「ワークアウト・ザ・ダウト」に出演して、医師たちは亡くなる可能性もあったから家族を病院に入れることになったと説明している。

「誰も面会には来られなかったんだ。家族にしてもお見舞いもね。新型コロナウイルスがあったからね」とドクター・ドレーは語っている。「でも、家族は入れることになったんだけど、後に知ったのは最後のお別れを言うために家族は呼ばれていたということなんだ。亡くなる可能性もあったからね。そこまで深刻だとは知らなかったんだよ。誰も言ってくれなかったら、知らなかった。クレイジーだよね」

ドクター・ドレーは回復のために1時間ごとに処置が行われていたと説明している。「脳に起きていることのせいで1時間ごとに起こされるんだ。2週間ずっとそれが続いて検査をやるんだけどさ。麻薬常習者の検査みたいなんだよ。鼻を触ったり、かかとをこすりつけたりしてね」

集中治療室ではずっと衰弱していたことをドクター・ドレーは認めている。「医師がいなくなったら寝ようとするんだ。1時間後には戻ってくることを知っているからね」

ただし、死ぬことも含めた深刻な合併症を心配することはなかったと彼は語っている。「自分がひどい状態にあるとは思ってなかったんだ。『この治療を乗り越えよう。家に帰るんだ。お腹も空いたな』と思っていた。2週間も食べていなかったからね。クレイジーな体験だったよ」

ドクター・ドレーは1月15日に退院したが、その数日後にはスタジオに戻ったと報じられていた。脳動脈瘤の治療後に行った初のライヴ・パフォーマンスは今年2月に行われたスーパーボウルのハーフタイム・ショーでエミネム、ケンドリック・ラマー、メアリー・J. ブライジ、50セント、アンダーソン・パークと共演している。

ドクター・ドレーは入院中に強盗犯の標的になっていたことも明らかになっている。

ドクター・ドレーは昨年6月に脳動脈瘤の治療について次のように振り返っている。「おかしな話なんだけどさ。高血圧になったこともなくて、常に健康には気をつけてきた類の人間だったんだけどね。でも、高血圧の黒人に起きるような症状が何らかの理由で起きてしまったんだ。こんなことはなかったんだけどね。でも、健康には気を遣っているんだよ」

「どの黒人も健康状態についてチェックして、血圧を問題ないようにしておくべきだと思うね」と彼は続けている。「今後も前に進んで、願わくば健康に長生きしたいと思っているよ。夢のような気分なんだ」

広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ