GETTY

Photo: GETTY

最近行われたライヴで、ブリンク182のドラマーのトラヴィス・バーカーが、ドクターストップにもかかわらず、ライヴで最後まで演奏を行っている。彼は医療関係者に「俺は、失神するか吐くか、死ぬかするまで演奏する」と語ったという。

トラヴィス・バーカーは、1月2日にラスベガスのハイド・ベラージオで行われた自身のイベント「#GiveTheDrummerSome Residency」で高熱を出し、吐き気を催し始めることになったが、最後までライヴを行っている。

ライヴで起こったことに関し、トラヴィス・バーカーは次のようにフェイスブックにメッセージを寄せている。

「みんな、土曜日のハイド・ベラージオのライヴとサウンドチェックに来てくれてありがとう。俺は摂氏40度の熱があって、吐き気、めまいがかなりひどかった。救急隊員にライヴに出ずに今すぐ病院に行けと言われてたんだ。だけど、俺は、失神するか吐くか、死ぬかするまで演奏すると言ったんだ。メキシコやオーストラリアからはるばるサウンドチェックに来てくれている人もいたし、絶対に君たちをがっかりさせたくなかったんだ。なんとか最後までやれたし、みんなの愛情に感謝している」

トラヴィス・バーカーは、2016年にブリンク182のアルバム・リリースやソロ活動を計画しており、忙しい年になる見込みだという。

昨年12月9日にトラヴィス・バーカーはインスタグラムでファンの質問に答える形で、現在取り組んでいるもののリストを公開している。アット・ザ・ドライヴ−イン&ザ・マーズ・ヴォルタのオマー・ロドリゲス・ロペスとセドリック・ビクスラーが結成した新バンド、アンテマスクと共にドラムを叩いている写真を投稿して、コメント部分でファンとチャットを行っている。

2016年の見通しについて訊かれたトラヴィス・バーカーは、ブリンク182の新作のほか、アンテマスクの2枚のEP、トランスプランツ、ソロ・アルバムをリリースするつもりだという。

トラヴィス・バーカーは先日『NME』に対して、アルカライン・トリオのマット・スキバと共に“Punk Rock Cliché”という楽曲を含む5曲の新曲をレコーディングしたと語っている。

マット・スキバは、トム・デロングが脱退して以降、昨年のはじめからブリンク182に加わっており、マーク・ホッパスとトラヴィス・バーカーは、トム・デロングがスタジオに入ってニュー・アルバムを作るのを拒否したために別れることになったと発表している。

広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ