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ブリンク182のマーク・ホッパスはトム・デロングとの友人関係が再開したことについて触れ、再結成について可能性がなくなったわけではないと語っている。

数年にわたってトム・デロングがブリンク182に復帰することについては噂されてきた。2015年に「子どもたちのために世界を変える」として脱退したトム・デロングだが、先日、インスタグラムに往年を彷彿とさせる投稿を行ったことで再結成の噂が加熱していた。アルカライン・トリオのマット・スキバも自分はバンドの一員かどうか分からないと語っていた。

しかし、マーク・ホッパスはトム・デロングのバンドへの復帰が噂される中で「伝えるべきニュース」はないと述べていた。マーク・ホッパスはディスコードでファンとのやりとりで次のように述べている。「ブリンク182が何かを発表する時はブリンク182の公式で発表されるよ。ラジオ局で『大きな発表をお楽しみに……トムが20年前の写真でマークをタグ付けしているんだ』なんてことはしないよ」

今回、『ピープル』誌でマーク・ホッパスはトム・デロングとの再結成はないものの、マーク・ホッパスがガンの治療を受けている時に2人は会っており、再結成の可能性がなくなったわけではないと語っている。「曲を書き続けていて、ブリンク182の次のフェーズについては何だってオープンにしているんだ。未来には希望を持っているし、ここにいられることがすごく嬉しいんだ」

マーク・ホッパスはガンであることを知った直後にトム・デロングとトラヴィス・バーカーが彼に会いに来たと説明している。「3人が同じ部屋に集まるのは5年ぶりくらいだった。昔より良い感じだったね」

「話し合わなきゃいけないこともなかったし、長年の恨みもなかった。あるべき形に戻った感じだったよ。3人の友人が同じ部屋に集まったんだ」トム・デロングと再会したことは「残酷な」化学治療を行っている間も「万能薬」となったとマーク・ホッパスは説明している。「今は全員が素晴らしい場所にいるんだ」

ブリンク182はアルカライン・トリオのマット・スキバを迎えて、2016年発表の『カリフォルニア』と2019年発表の『ナイン』という2枚のアルバムをリリースしている。ブリンク182は昨年10月にトラヴィス・バーカーによる生配信「ハウス・オブ・ホラーズ」で最後のパフォーマンスを行っているが、マット・スキバの代わりにエスケイプ・ザ・フェイトのケヴィン・ガルフトが参加していた。

一方、トム・デロングは今年、監督デビュー作『モンスターズ・オブ・カリフォルニア』が公開されることが決定している。

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