グリム・リーパーのフロントマンであるスティーヴ・グリメットが亡くなったことが息子によって発表されている。享年62歳だった。
スティーヴ・グリメットは現地時間8月15日に亡くなった。記事執筆時点で死因については公開されていない。
「今の気持ちを言葉にすることができません」と息子のラス・グリメットは父親と家族の写真と共にフェイスブックに投稿している。「しかし、父親はよく知られていたので、私たちの望む以上に訃報が広まり始めています。残念ながら、父親は今日亡くなって、世界や私たちの心に大きな穴を残すことになりました」
「私たちは非常に胸を痛めています。しっかり休んでください、父さん。私たちはあなたのことを愛しています」
ポール・デ・メルカドの後任として1982年にグリム・リーパーに加入したスティーヴ・グリメットは1988年の解散まで在籍していた。2006年にスティーヴ・グリメッツ・グリム・リーパー名義で再結成しており、亡くなる前も新作に取り組んでいたという。
スティーヴ・グリメットが加入した後、グリム・リーパーは1983年にデビュー・アルバムをリリースしており、全米アルバム・チャートで73位を記録している。1985年にセカンド・アルバム『フィアー・ノー・イーヴル』をリリースし、1987年にはサード・アルバム『ロック・ユー・トゥ・ヘル』をリリースしている。
80年代に計画されていた4枚目のアルバムは訴訟問題のためにリリースされておらず、バンドは解散している。再結成後は10年を経て2016年に『ウォーキング・イン・ザ・シャドウズ』をリリースして、2019年には『アット・ザ・ゲイツ』がリリースされている。
グリム・リーパーの2期に及ぶ活動の間にはオンスロートやライオンズハートでもリード・ヴォーカルを務めている。90年代にグリム・リーパーの作品は『ビーヴァス&バットヘッド』で扱われたことで注目を集めることにもなっている。
他にもスティーヴ・グリメット・バンド、グリムスタイン、ザ・サニティ・デイズといった名義でも活動しており、ホワイトスネイク、アイアン・メイデン、シン・リジーのトリビュート・アルバムにも参加している。
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