キッスのベーシストであるジーン・シモンズは現在のラインナップでツアーを終えた後も「考えたこともなかった形で」バンドが続いていくだろうと語っている。
キッスは2018年にあの象徴的なユニフォームを脱ぐ前に最後のツアーを行うことを発表している。インタヴューでジーン・シモンズは引退の理由について「プライドと自尊心」を挙げていた。「ツアーを止める理由はプライドと自尊心、ファンへの愛と称賛のためなんだ」
先日、キッスのジーン・シモンズは最後のツアーを全世界であと100都市でやりたいと述べ、11月に一夜限りのアンコール来日公演が行われることも発表されている。
今回、ディーン・デルレイのポッドキャスト『レット・ゼア・ビー・トーク』に出演したジーン・シモンズは現在のラインナップでツアーを終えた後もキッスには長い未来が待っているとして、最後の公演が行われる場所についても語っている。
「ニューヨークになるかどうかは分からないね。そうなるべき理由はあるけどね。ただ、重要なのは最後の公演をいつやるかなんだ。最後になるわけだからね」
「ツアーをするバンドとしてのキッスは終わることになる。でも、ツアーをするバンドとしてだけどね。キッスは他の形で続いていくよ。4人の20歳の若者がメイクアップを施して、その素性を隠しても問題はないわけだしね」
ジーン・シモンズは次のように続けている。「キッスは考えたこともなかった形で続いていく。でも、考えていることとしては……ブルー・マン・グループや『オペラ座の怪人』は違う人物が世界をツアーしているわけだからね」
「そういうキッスのライヴもあっていいし、あって然るべきだと思うよ。特殊効果を使ったライヴでね。でも、ニューヨークのストリートから出てきた4人の半自伝的な内容になっていて、最後の3分の1は本格的なパフォーマンスによる祝福となるんだ。自分たちはいないけどね。たまには参加してもいいしね」
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