レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのザック・デ・ラ・ロッチャは直近のツアーでアキレス腱を断裂していたとバンドの友人が語っている。
ザック・デ・ラ・ロッチャは北米ツアーの2公演目となった7月11日のシカゴ公演で足を傷めており、一旦、ステージを降りた後、椅子に座りながらライヴを行っている。「正直なところ、一体、足に何が起きたのか分からないんだけど、でも、いいかい、続けることにするよ。ステージを這うことだってできるわけだから。今夜はみんなのために演奏するよ」とザック・デ・ラ・ロッチャはその公演で語っている。
今回、インスタグラムの投稿でバンドの友人にしてフォトグラファーのグレン・E・フリードマンはザック・デ・ラ・ロッチャがアキレス腱を断裂していたと述べている。「昨晩は素晴らしい友人であるザックが断裂したアキレス腱を抱えながらマディソン・スクウェア・ガーデンでパフォーマンスを行うのを観に行ったんだ。パフォーマンス中は座ってなければならなかったけど、素晴らしいミュージシャン集団から離れていた年月、待ち焦がれていたものを世界に見せてくれたんだ」
「ザックはほとんどの人が届けられないものを届けてくれた。それは誠実さ、気持ち、最も重要で最高の試金石といったものだった」
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは「医師からの指示」があったため、UK&ヨーロッパ・ツアーをキャンセルすることを発表している。
キャンセルされた公演にはレディング&リーズ・フェスティバルへのヘッドライナー出演も含まれていたが、代わりにザ・1975が出演することが決定している。
11年ぶりとなったレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの北米ツアーにおいて足を怪我した公演では“No Shelter”を15年ぶりに披露している。また、7月27日に行われたクリーヴランド公演では“Born Of A Broken Man”を14年ぶりに演奏している。
7月15日にオタワで行われたブルーズフェストではレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは先住民に行われている暴力に反対する抗議のメッセージを発信している。7月23日に行われたトロント公演ではギタリストのトム・モレロが“Killing In The Name”の演奏中にファンがステージに侵入してきたためにセキュリティ・ガードから過ってタックルを受けている。
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