Jason Al-Taan

Photo: Jason Al-Taan

ヤー・ヤー・ヤーズはニュー・シングル“Burning”の音源が公開されている。

アンドリュー・ワイアットがプロデュースした“Burning”はフォー・シーズンズの“Beggin”から影響を受けた楽曲で、カレンOは実際の地獄を題材にしたと語っている。

「19歳の頃、イースト・ヴィレッジに住んでいた時に、ある夜、ルームメイトに引きずられてアパートから通りを渡って急に飲みに行ったんだけど、プラスチックのヤッファブロックに火をつけたキャンドルを置いておいたら、私がいない間に部屋が火事になってしまったの」とカレンOは述べている。

“Burning”の音源はこちらから。

彼女は次のように続けている。「1時間半で1杯飲んだんだけど、消防士が来て消火活動をしていて、家に戻ったら、自然災害が起きたかのようになっていた。大半のものが燃えちゃって、なくなっていた」

「ラップトップやカメラなどの電化製品はすべて溶けてダメになってしまっていた……スケッチブックや胸元にハートのついたお気に入りのセーター、写真など、最も感傷的なものが無事に残っていたの」

「両親の若い頃の写真があって、まるで無形の力がはたらいたかのように周りのものが焼けていた。たくさんの写真があったけど、愛しているものが無傷で残っていた」

「もし世界が火事になったら、最も愛するものが守られたらと思うし、人生において大切なものを守るためにできる限りのことをしたい」とカレンOは述べている。「“Burning”はその感情を歌ったもので、魂に向けた狼煙なの。冷静になりながら、自分の知る限りの最善と尽くすということね」

“Burning”は9月30日にシークレットリー・カナディアンよりリリースされる2013年発表の『モスキート』に続く新作『クール・イット・ダウン』に収録される。

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